マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

カブったって良いじゃないか?(併走編)

2010-10-18 00:59:00 | 写真撮影
こんばんわ。

地元では583系によるリバイバル「はつかり」に沸きましたが、全国的には各局のニュースで中央線201系のさよなら運転で湧き上がっていたようですね。某NHKではかなり長い時間の枠が取られていました。スゴい人出だったようで。
今さら騒ぎたくもないし、人ごみも嫌いなので、敢えて参戦はしませんでしたが、正解のような気もするし、撮りたかったような気もするし・・・でも、もういいです。

さて、またネタにまとまりが付かない状況なので、カブりシリーズです。今日は併走編。

目的の列車を撮りたいとき、手前の線路を違うものに横切られたら最悪ですよね。それはすれ違いも然りですが、ある意味一番嫌な思いをするのが併走ではないでしょうか?
遠くからその状況が手に取るように分かるだけあって、絶望感を味わう時間が長いですよね。複々線以上の区間で撮っていれば、そんなことには何回も出くわすものです。




これは幕張区の183・189系が終焉を迎える予定の直前くらいに設定された、「新宿わかしお」の写真です。
新宿駅で停車中を撮影後、逃げ切れそうな千駄ヶ谷駅まで行って撮影したときのものです。
ちょうど通過時間ぐらいに思った頃、緩行線の接近放送が入り、嫌な予感はしたのですが、案の定の併走状態で来ました。

あと10秒でも緩行線が早かったり、「新宿わかしお」が遅ければどうにもならない状況に陥っていた筈ですが、悪運が強いというか、ギリで何とか撮れたものです。


このようなカブりを防ぐために有効なのが、跨線橋の上から撮る方法です。
ただ、この方法に関しても、光線状態によってはメインの妨げになってしまうことがあります。そうでなくても「カブった!」と騒ぐような人も居るようですね。

そして昨日のこと、12月の改正で姿を消すことになった「おはようとちぎ」を撮影しようと思い、珍しく橋の上から狙っていたんです。
遠くにヘッドライトが見えたので、カメラを構えようと思ったのですが、肌色の車体が見えたんです。「アレッ!」と思い、本線側に移動し構えると、何故か白い車体の列車がものすごいスピードで近付いてきました。

錯覚?と思って元の場所に戻ると、やはり本線を183系が走ってきました。

そう、併走していたんです。しかも、先に見えてきた183系の団臨のスピードが遅いため、あとから来た185系「おはようとちぎ」が抜きに掛かっている最中だったんですね。



平成22年10月17日

初めはタテ位置で撮ろうと思っていたのですが、この状況をどう捉えたら良いか予想もしていなかったので、結局は迷って広角で余裕を持った構図に収める結果となってしまいました。
構図的には撃沈な内容ですが、1つの画面に国鉄型の併走を取り入れるというのは、なかなか出来るものではないと思います。そういう意味では大変貴重なシーンが撮れたと思いました。ついでにsk4*22さんも写っちゃってましたね(笑)。

全ては結果論になってしまいますが、状況を上手く捉えることが出来れば、カブりではなく「併走写真」に出来るわけですね。前回ご紹介したときと同じ文句になりますが、2つの列車が状況を語る証人になれる、そんな写真にできるんですね。

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それにしても、この状況はなんでしょうかね・・・。



ウソじゃないかと思いました。

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コメント (4)
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