ここのところ、女性・恋愛サイトの通りすがりに、ちょいちょい初ブログをつまみ読みをする。
18禁なので、どきどき。
いちおう、何十年も前に、18歳には達している、わたし。
が、いつも読んだあとに後悔する。
そのなかに、女性に読んでいただきたいという官能小説、
作者は女性のようだと想像するが、
さて、いよいよ・・・と佳境に入るところで、課金されている素人官能小説ブログがあった。
世の中、いろんな事情の方がおられるので、お金が必要なのだろう。
プロ作家の作品でも、本屋でざざっと立ち読みする、わたし、
お金を払ってまで読む気は、さらさらなし。
お金を対価として求めている人がいて、買いたい人がいる。
ビジネスの基本。
双方が合意して、商売は成り立つ。
買いたい人が、買えばいい。
わたしも、いつも立ち読みばかりではない。
たまに、まれに、気に入った本は、いつも立ち読みしている書店で買い求める。
(せめて、いつもの立ち読みの免罪符として)
が、官能小説を買う気は、天地がひっくり返っても、ありません。
ブロガーさん、ご本人は、真っ白な画面に、一から文字を埋め、生み出していく作業とおっしゃるが、
クリエーターなら、それが仕事。
まして、仕事でなく、趣味なら、苦しいとか、そんなこと言っても誰もまともに聞いてくれない。
趣味は、あくまでも趣味。
食べていけるようになって、はじめて仕事といえる。
ざざざ~~~っと、かなりナナメ飛ばし読みで一気に読んでみたが、疲れた。
後味は、まったく爽やかではない。
第一、官能小説を読もうという、わたしのこころ根そのもの自体が、爽やかでない。
そもそも、爽やかな官能小説って、ありえる?
爽やかな時点で、すでにもう、官能の世界から逸脱してるし。
爽やかと、淫靡は、相反するし。
セフレみたいな、スポーツマンシップにのっとった、SEXなら、淫靡じゃなく、爽やかかも知れない。
その場合は、小説ではなく、映像向き。
マッスル・トレーニング用CDみたいなかんじ。
行間にこめられた、作者の思いや、登場人物の息遣いなんか、読み取る必要はまったくなし。
画面から飛び散る汗や、その他もろもろだけで十分。
(想像力を駆使する脳のパーツは、発達しないだろうけれど)
しかし人間は、年がいってくると、若い頃と違って、スポーツマンシップでは体力が持たないようだ。
でもねぇ、エネルギーをためるため、チャージするため、盛り上げるための舞台装置や、
ややこしい、読み込みが必要な小説やら、それ自体が、すでに、めんどうくさい。
世の中には、いろんな意味で、
いろいろ、モチベーションを高める必要のある人が多いようだ。
仕事ならいざ知らず、恋愛のモチベーションは、意図して高めるものなのか?
そんなチョコザイな手法を駆使しなくても、愛の嵐は、どどんと来ないものなのか?
ちまちま、あれこれ、恋愛小説は、わたしは、もともと読まないし、実践タイプ。
(うまくいく、いかないは、別として)
さて、世の中の、愛の砂漠で渇ききっている皆々さま。
てことで、ジュテームの嵐よ、来い、
口をあけてぽかんと待ってても、来るわけないだろうけれど。
原発事故以来、節電ムードはこの夏、最高潮に。
エアコンのかわりに、扇風機じゃあ、熱風は収まらないかわりに、たよりない、生ぬるい風になる。
この、もわっとした、暑苦しい風をうまく利用して、愛の嵐に転換できないものか・・・?
ぬわっとした風では、むつかしそう。
でも、風さえ吹けば、どうにかなるもんだ。
その風が、なかなか吹かないから、世の中にはいろんなビジネスが成り立つようだ。
なにが言いたいのか、さっぱりわからなくなりましたが、
エアコンつけずに室内34℃、節電しすぎて、アタマが、ぼ~っとしています。