蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ピンチ

2012-03-11 | 日々のこと

ここのところ、夫婦の危機。
いつも危機なので、どの局面が危機なのか、もはやわからなくなっているが。
その、年がら年中、危機のなかで、さらに、危機だ。

というのは、旅行。
夫が、旅行をしたいという。
まだ現役世代なので、休みは、暦どおりにしか取れず、
旅行代金がいちばん高い、混んでいる時にしか行けない。
(お仕事、ご苦労様です。それはそれで、感謝する)

で、今度のGWの旅行。
団体旅行、しかも、バスに詰め込めるだけ詰め込まれる、大所帯。
いまどきの学校でも、一クラス、あんなに生徒数はいないんじゃないだろうか、というぐらい。
それが、一クラスまるごと、団体で、どこへ行くにも、なにを食べるにも、トイレも土産物屋にも、
ぞろぞろぞろ。
目的地への移動も、ぎゅうぎゅうバスの中。ブロイラーのごとく、

どこに連れていかれれるのかもよくわからないまま、
「ココで降りてください」
「トイレに行ってください」
添乗員さんの指図どおりに、囚人のごとく、市中引き回しの刑。

朝は、毎朝、早くからホテルの廊下にスーツケースを並べ、
それまでには、あたふたと全て身支度を整え、朝食を取る部屋へと行進。
二日に一度の時もあるが、毎日の時もある。
パッキング地獄。

名所近くのレストランでは、団体旅行客専門の部屋に押し込まれ(トイレの前だったりする)
他のお客さんは、ゆったり、ステキな空間を楽しんでいるが、
団体客は、隅っこの端っこの、奥の部屋で、隔離病棟のごとく。
しかも、いっせいにトイレの行列に参加する。

修学旅行のノリで、客同士、仲良くはなるけれど、どこに行ったかなんて、あまり記憶になく、
あの客は、うるさかっただの、集合にいつも遅刻するだの、やたら、騒ぐだの、派手だの、クレーマーだの、
人間模様ばかりが記憶に残る。

惨状が目に浮かぶ。

わたしは、団体旅行は、大嫌いで、
昨秋、パリに2週間行ったが、前半と後半で、2つのアパルトマンに滞在した。
一人旅の気ままさもあり、自由にパリを満喫した。


夫に、自由に行動を組み立てる、個人旅行を提案したが、あっさり、きっぱり却下された。
話し合いの余地なし。

わたしの大嫌いな団体旅行に、無理やり、押し込められようとしている。
しかも、いっしょに行かなかったら、離婚するんだって。
笑っちゃいますね。

いつもは、夫婦の危機、で、具体的には漠然としない、たんなる不調和音の気まずさだったが、
今回は、離婚の危機であります。


三浦友和主演の映画で、熟年夫婦の夫が、妻に旅行を提案し、
妻は、離婚届を用意するというストーリーがあったが、
うちの場合、夫は、旅行と離婚届を用意し、妻は、団体旅行手続きを強制的にさせられ・・・

小説のネタが仕入れられそうだ。

 

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