蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

失格者

2012-03-07 | 暮らし

久しぶりにランチ。
目の前は、大阪城。
雨もぱらついていたので、ちょっと見えにくいけれど(ケータイ写メールのせいもある)、
前面に広がる大阪城公園の真ん中にある大阪城を見ながら
ランチというのも、オツなもの。

外国からの団体バスもゾロゾロ。

美しく手入れ、改装された大阪城は、なんだか人工的。
ヨーロッパで見た建造物に共通するものがある。
キレイでイイことはイイのだが、金ピカが、わたしにはまぶしすぎる。

こんなもの食べました、という外食ネタは、卒業した感があるのだが、
たまには、気分転換に。

ブログに、自分で作ったものではなく、お金を払って外食したものをアップする意味は・・・?

1)こんなに美味しいものを、いい雰囲気のお店で食べたので、喜びを分かち合いたい。気持ちのシェア。
2)美味しくて、お安くて、お得感あり、こんなお店、みなさんも、ぜひどうぞ。情報のシェア。
3)どう?いいでしょう? ライフスタイルや、金持ち自慢。
4)ブログ・ネタのバリエーション
5)美味しそうな素晴らしい写真の場合、ビジュアル面での高感度アップ。


お金を払って食べたものを、いちいち自分のブログにアップするのは、わたしは、もういいかなあと。
お金さえ払えば、食べられるわけで、それが、どうした?みたいなかんじで。
(じつは、これって、とてもナニ様発言です)

自分で作ったものなら、意味、意義があると思う。

ご自宅で調理された夕食などをアップされているブログを拝見させていただくと、
手間ひまと愛情がたっぷり注がれた、その手料理には、アタマが下がる。

こんなあたたかい家庭で育ったお子さんや、ご主人は、どんなに幸せだろうなあ・・・
と想像するのだが、かなしいかな、我が家は、家庭的でない母親を持つ、哀れで気の毒な家族たち。
そのうち、母親を待たなくなり、出て行ってしまった。

でも、ひとり、残されたのは、ジイさん(=夫)。
(他にも、もうひとり残っているが、出て行ってしまうのは時間の問題)
この、ジイさんが、また手がかかる。
なんで、手がかかる人だけが、残って、手がかからない人は、出て行ってしまうのか。

というか、それもさることながら、手抜きで家事嫌いなわたしは、主婦として、許されない。
家事嫌い、特に食事作り嫌いは、致命傷だ。

食事づくりは、愛情表現のひとつだと感じる、今日この頃。
いまさら、すでに、手遅れ感、あり。

 にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
人気ブログランキングへ