みなさんのブログ、読んでみると、面白い。
特に、同世代、同性の方。
こんな素晴らしいみなさんに、わたしのブログはどう映るんだろう、と不安になった。
とくに、わたしにとっては教科書やお手本のような方には、
わたしみたいな不真面目を絵に描いたような人間は、さぞや、・・・イタイだろうと安易に想像できる。
わたしのこと、キライとか、嫌なヤツでもいいと思っている。
おもしろくもなんともない、こころを素通りするものより、キライでもこころに残るってことは、
なにかしら、共通点があるってことだ。
ただ、人はみな、嫌な部分を持つ人と自分とが、共通点があるってことを認めたくない。
それでいいんじゃないかなと思う。
キライにも2通りあると思う。
ひとつは、「ほんとうにキライなもの」。もうひとつは、「気になるキライなもの」。
「ほんとうにキライなもの」は、できるかぎり見たくも触れたくも接したくもなく、
思い出したくもなく、見なかったことにする。
「気になるキライなもの」は、見た瞬間、嫌なかんじはするものの、
もう一度、戻って誰もいなくなるのを確かめて、そっと見てみたりする。
見たくないけれど、見たい。
それは、人間の本質に迫っているもので、
決して、いままで真っ当に真面目に生きてきた、自分にあってはならないもので、
存在してはならない、醜いものだったり、許せない、正しくないものだったりする。
あるいは、自分には手が届きそうで届かない、喉から手が出るほどほしいが手に入らないものだったりする。
それをどの人も認めなさい、とはわたしは、思わない。
わたしは、えこひいき人間の典型なので、
天使のような人を別枠で認める。天使枠の人は、汚いものは認めなくてもいい特権を持つ。
(誰が決めた? わたしが、決めた)
そういう人には、かえって、汚染されてほしくない。美しいままでいてほしい。
同じ純粋でも、自分を知らない利口でない人は、天使の特権を与えない。
もっと世の中を見ろと言いたい。
言っていることが明らかに矛盾している。
わたしが哲学者になれないのは、突き詰めていく途中に、わけがわからなくなるからだ。
つまり、アタマがわるい。集中力が足りない。ツメが甘い。キレが悪い。数学がデキない。
このキレの悪さは、自分も他人も、追及しきれずに、なあなあに終わって、えへへ、と笑って、おしまいになる。
えへへ・・・
なんかよくわからないけれど、
人間は矛盾して生きているので、清く正しく美しい人も存在し、
清くなく正しくなく美しくない人も存在して、それで、いいんじゃないかなって思う。
ただ・・・美しくない側の人間からの感想ですが・・・
美しくない世界は、けっこう、おもしろいです。
スイカに塩、ぜんざいに塩昆布、みたいに、美味しさ、美しさを際立たせる効果がある。
化学変化を起こして、想像も出来ない不思議な味を引き出すこともある。
でも抗体があってこそなので、純粋、純正度100%の人には決してオススメはしません。
わたしの清らかな世界は、おそらく、幼稚園ぐらいの時に、消滅してしまったように思う。
抗体がいっぱい。こわいもん、なし。
それ以来、毒喰わば皿まで。
あ、でも、わたしは、見た目は、中身と全然違うそうです。
しゃべらなかったら、とてもGOODだと、学生時代から、たいがいの人に、そう言われる。
必要以外のことは、なにもしゃべらない時期もあった。
あまりにもしゃべらなさ過ぎて、口が回らなくなっていたこともあった。
なのに、この年になって、ホンネをあちこちで吐露してみたり、わたしもヤキがまわった。
そして必ず言われることが、「見かけと全然違いますね」
→わたし、見た目は楚々としてるそうです(大笑い)
ああ、やはり、こころの中身は出さないほうが、美しく生きられる。
自分に正直にならずに、ただ微笑むだけ。
これも、そこそこ苦しい。
世の中の大人は、ほとんどの人が、偽りの自分を演じて、自分を守っているんだろうか。
正味の自分をさらけ出して、うまくいっている人は、どれだけいる?
外面がよくても、家庭では、家族が泣いているかも知れないし。
うだうだ、言ってしまった。
しかも、みなさんの素晴らしいブログを読んだあとに、なんで、こんな情けない内容になるのか意味不明だ。
次回は、もっと、ちゃんとした内容にするよう、精進いたします。
わたしの、「ちゃんとした内容」ってのが、いちばん、つまらなかったりするのだが。
社交ダンスでもそうだが、いつも、謝っているような気がする。
踊って、うまくいかないときは、「すみません」とペコペコ。
ダンスに関しては、わたしだけに原因があるとは限らないかもしれないと、最近気付いた。
でも、基本スタンスは、「こんなわたしで、すみません」
すかっと抜けわたる爽やかさが、今のわたしにはないようだ。
ブログは夜、書くと、どうもこういう傾向になるので避けたいところだ。
朝は朝で、出かける直前で、時間があまりにもないし、
どっちにしても、なにやってんだ? わたし?