蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

熱きひと

2012-03-01 | 日々のこと

なんで、わたしはこうも、毎日毎日、しょーもないことばかり、ふつふつとアタマに浮かんでくるんだろう・・・

もっと、建設的で、すばらしいことや斬新なアイデアを、ばばばっと閃光烈火のごとく思いつき、
実践に向けて、あーだ、こーだ、ばりばり精力的にできれば、どんなにいいか・・・
(なんて、いまは、ぜんぜん思ってなくて、
ただただ、にやにや、しょーもないマイワールドにふけって楽しんでいる)


毎月、定例会でお会いする、若き税理士、K氏、昨日は、顔をあわせた瞬間に握手をしてきた。
「ぼくも、同じ仲間になりました」
握手した彼の手は、とても冷たかった。

なんのことかと思いきや、・・・

わたしが去年、大暴落した某株を売りそこね、どん底でもまだ売れずにモタモタしていることを
「まだ売ってないんですか?」と、何度も冷たい視線を注いでいた彼。

が、「エルピーダ!!」
ひとこと、彼が口火を切ると、一気にアタマから火を噴いて燃えた。

彼の株歴で、はじめての、倒産株にブチあたった。
(・・・ご愁傷様でした・・・)
一瞬のうちに紙くずのようになってしまった彼の株。
政府があんなにテコ入れし、血税をも注いだ企業が・・・ありえん・・・と、怒りまくる彼。
話せば話すほどに、怒りが増長し、時間オーバーもなんのその。
彼のまわりは、温度が何℃か上昇してたんじゃないかしらん。
寒いときには、いい暖房になるけれど。
エコ税理士、K氏。

彼は、かなりおもしろい。
あんなに若いのに、最近、ちょっとオッサンになってきていたりする。
なぜかというと、わたしと感覚的にぴったり一致する部分があるからだ。
それは、わたしがオッサンになってきたのか?
(最近、中性化し、とくに、オッサン傾向に傾いていると自覚するわたし。ああ、やだやだ)

根っこの部分、とくに義務教育あたりで教えられてきたあたりの部分に、
音叉(おんさ)みたいに、共鳴する部分があって、
とても不思議なような、わかりあえるような、そんな部分がある。
(ただし、学力的には、まったく及ばないことはもちろんのこと、
税金や経済、政治のことも、わたしは、さっぱりわからない)

なので、彼の熱弁には時折、わからないなりに強く影響を受けることがある。
(食べることに集中して、聞いていないこともある・・・)
カリスマ的に支持者もたくさん増えたら、きっと大活躍されるだろうと思うのだが
「ぼくは、人徳がないんです」
そう謙虚におっしゃる。

仕事では、かなり厳しいボスのようで、
スタッフの人が来られると、彼の前では、びくびくしている。
コワイんだろうなあ・・・
若いカミナリおやじ、といったかんじか。

ま、失敗を糧に勉強していただいて、また、頑張っていただきましょう。

と、お気楽な立場で、まぬけなことを言うしかない、わたしだ。


あ、今日は、べつのことを書こうと思っていたんだった。
隠れオバタリアンのことではなく、
なんでもかんでも、「ナンパ」につなげて考えるひと。
そりゃ、違うんじゃない?って憤慨したことを書こうと思ったが、
また別の機会に。

 

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オッサンと、オバタリアン、どっちが、マシ?
自問自答する、わたし。