蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

マジメな人に憧れます

2012-03-04 | ブログ

あるブログを読んでみた。
つい最近からスタートしたばかりで、まだ数えるほどしか、記事はアップされていない。

文章力は、問題なし。(ナニサマ発言、日常茶飯事のわたし)
かんじんの内容・・・非常に問題なし。(あ、こういう表現、国語の先生には怒られそう)
というか、ずしりと重みがあって安定していて、安心感が持てて、素晴らしい。
ほんの幾つかの記事でも、これまで生きてこられた人生、キャリアが出ている。

わたしは、この人なら、なんの抵抗もなく信頼できる、と、勝手に思った。
わたしにはないものを確実に着実に、しっかり持っておられる。
それは、わたしが背伸びをしようが、なにをしようが、届かないもので、
わたしが価値を置いているもののひとつだ。
わたしは努力家でマジメな人が、大好きなのだ。

そうして、いともかんたんにスピーディに、わたしは、その方に一目おく。
つまり、尊敬してしまうのだ。
好きなる、そして、ファンになってしまうのだ。

 

昔、コピーの先生に、
「まず、あなたを知りたいので、なんでもいいから、文章を書いてください」
と、初対面の時に、そう指示された。
「ほんの数行でもいいので、自由に好きなテーマで、どんな文体でもいいから、書いてみて」

そう言われると、自由であればあるほど、結構、難しかったりする。
時間も、文字数も、なにも決まってないし、辞書も使えないとなると、
漢字・誤字脱字でボロが出ないような、カンタンな、ごまかしがきくようなものになったような気がする。
(内容は、なにを書いたか、あまり覚えてない・・・)

そのときの先生の反応は、どんなだったかなあ・・・???


テーマを絞ったものなら、すんなりいく。

あるときのテーマは、「口紅」。
当時の一連の課題・原稿用紙が、何年か前に出てきて、読んでみたら顔から火が出た。
まあ、恥ずかしげもなく・・・こんなダサダサのものをよくもまあ、書いていたものだ・・・
時代の流れ(流行)もあるだろうし、まだ若かったということもあったのだろう。
に、しても・・・だ。

先生は、こうおっしゃった。
「ほう・・・なかなか・・・なかなかですなあ・・・。
あなたのご主人が、羨ましいですなあ・・・」

言われたときは、なんの意味だかよくわからなかったが、今ならわかる。
ちょっと、与謝野晶子系だったかも。

人の書く文章には、ものごとや人の、表面だけでなく、目に見えない深いもの、自分でも気付かないものが
意図せず、表れるもののようだ。

 

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