蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

暗闇から、やぶにらみ

2012-03-28 | 趣味

社交ダンスパーティには、いろいろある。

半官半民みたいなかんじの施設を利用したパーティは、入場料は500円とか、600円、高くても1300円まで。
100%民間の営利経営のホールでも1000円~1500円。

その金額で、半日、遊びっぱなし、踊りっぱなし、運動しっぱなし。
飲み物や、ちょっとしたお菓子が提供される場合もあり、踊って疲れて、飲んで、一口食べて、という会場もある。
ただ、わたしは、お腹が減っていても、ほとんど食べない。
もぐもぐ、口に食べたばかりの物の余韻を残して、ダンスをするのは、
お相手に与える印象を考えると、はばかられる。

停滞した空気のなかで、じっとパチンコしているより、ずっといい。(と私は思う)

パーティに行く人の行動目的は3パターンある。

第一パターンは、ダンスの向上を目標に精進する人。練習以外のバリエーションのひとつ。
第二パターンは、踊ってしゃべって、社交もする人。ダンスすること自体を楽しみに、運動しに来ている人。
第三パターンは、セクハラまがいの人。相手を物色したり、べたっとくっついて、ニヤける、けしからん人。

パーティ会場も、ぐっと格調が上がって、一流ホテルのディナー付きになると、1万円~15000円ぐらい?
デモ発表会になると、もっともっと高い。が、デモに出る人がパーティ券を負担する場合が多い。

昨夜、ホテル主催のパーティに参加した。

若い男子学生さんが、ダンスのお相手として(通称リボンちゃん)待機している。
その数、総勢20人ぐらいいて、生で歌手が歌ったりもする。
高齢の女性たちが多く参加され、リボンちゃん待ち席にズラリと座って順番待ちをし、リボンちゃんと踊る。

学生さんは、大学2回生ぐらい?(20歳ぐらい?)、女性は、70歳ぐらい。
だいたい孫ぐらいの年。すらりと背の高い童顔の学生さんと、小柄な人が多い老婦人たち。
蝉が大木にしがみついているようなかんじ。
年齢の対比とあわせて見ると、けっこうこの絵は印象的。
あっぱれ、というか、異様な光景というか、高齢女性のお遊びの場なのかなあ・・・というか、
端で見ている分には、面白い。

学生さんは、関西圏の大学の社交ダンス部(学連)の部員で、あれだけ大勢になると、下っ端ばかり。
どう見ても、やる気なし。

老婦人たちのお相手をすると、踊れば踊るほど、理想的なダンスの基本のカタチが崩れるし、
ちゃんと踊ろうにも、ちゃんと踊れる相手がいないこともあって、
学生さんたちは、超手抜き。
今まで見た中で、いちばん、ひどかった。
数さえ揃えればいい、ってものではない、と痛感した。


人のことはさておき、見ているばかりでは意味がない。
自分はというと、ひんしゅくモノのレベルの低い踊りを、知り合いがいないことをいいことに、
恥はかき捨て、とばかりに、学生さんの比ではない、いい加減なひどい踊りをした。
やはり、ダンスは、どんな相手と踊るか、がいちばん大事。


少なくない金額を投じてホテルに集う女性客の、ダンスの力量レベルは、低いと感じた。

皆さん、ダンス自体を楽しみに来ておられるのだから、なんの問題もない。

問題は、たいして踊ることもできないくせに、人のあらさがしばかりして、えらそうなことを思う、わたしだろう。
ナニサマは、常に自滅を招く。


わたしの目標は、ダンスの向上。正しく美しいダンスを身につけること。
現実は、ご高齢のご婦人方よりも、さらにもっと踊れない。
つまり、言うばかり、理想ばかりが高くて、現状が追いついていない。

それを口に出さずに、こころで思っているだけだが、こうやってブログに書いていたら、言っているのと同じ。
ただ、話す相手としては、誰に言っているのか、よくわからないが。
地中に穴を掘って、言いたいことを埋めておくべきだ。
できもしないことは、言うな、というのが鉄則。
できてから言え、ってこと。

いつかは、いつかは・・・きっと、いつかは・・・上手くなって踊りたい。
あんな踊りじゃなくて・・・と、人の踊りを見て、けなすのではなく、
こんな踊りをしたい・・・と、熱く精進したい。
でも、上手い人の集団では、すっかり、しょげ返って自信喪失で、しょんぼり。
一秒も速く、その場を立ち去りたい、わたし。

人と比較したりして、間違った優越感や、劣等感に振り回されるのではなく、
自分の足で、ちゃんと立つ日を夢見て、今日も頑張るしかない。

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人が楽しんでいるっていうのに、こんなこと思ってるわたし、つくづく嫌なヤツだ。
自分だって、人に「下手な踊りだ」と思われているのに。