蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

頑張ろうとすると、突然・・・

2012-03-17 | 日々のこと

昨日は、午前から続く過密スケジュールのなか、時間をやりくりして、昼食もとらず、京都に向かった。
ある会に参加するためだ。

はじめての場所。
京都駅から、どうやって行くのか、よくわからないまま、
とりあえず、たまたま出た改札口から、適当に歩き出した。

でも、時間がないので、行ったり戻ったりして迷う時間が取れないため、
地下街の売店の若い女性に、行き先の名前と大きな地図を見せて、「ココに行きたいんですけど・・・」
と、聞いた。

女性は、首をかしげ、しばらく黙って、そして、奥に引っ込んで、戻ってきた。
「ここをまっすぐ行って、左に曲がったところに、案内所がありますから、そこで聞いてください」
なんじゃいな~。

その教えの通り、案内所に向かった。
完全に外国人になったわたしは、他のガイジンさんに混じり、「ココ、行キタインデスケド・・・・」
と、たどたどしい日本語で、いや、ガイジンにしては、上手な日本語で尋ねた。
いっしょに案内所で道を尋ねていたのは、アジア系の貧しい層と思われる中高年女性。
新快速で、ちょっと大阪から30分、足を伸ばしただけの、近畿在住のわたしは、この女性と同じ枠かあ・・・

まあ、なんでもいい。
わたしは時間内に、少しでも早く目的地に着きたいので、
案内係のおじさんの言葉を一言も聞き漏らすまいと、必死で耳を澄ませた。

「この前を左に行けば、そこが入り口です」

なんだ~。
目の前ではないの。
梅田駅で、阪神デパートを尋ねるような、大阪駅で、大丸を尋ねるような、それよりもさらに近い場所にあった。
案内所から、100メートルも行かない場所だった。
それにしても、地下街で勤務する人って、よくまあ、あんなに知らないものなんだと、そっちのほうが驚いた。

そそくさと、でも、そんなに近いことに気分をよくし、
さっそく、お目当ての会場へと足を向けた。


その会場は、ある会が主催するダンスパーティだった。
ふむふむ・・・方向音痴のわたしが、はじめて来た割には、すいすい来れた。
満足して、受付をちょっとのぞき、自分で更衣室を探した。
が、なかなか見つからない。

ぐるっとひと回りしても、それらしき部屋が見当たらない。
で、仕方なく、受付の女性に更衣室の場所を尋ねた。

「ココを出て、ぐるっとひと回りして、部屋から出た場所の奥の部屋です」

その通りにしてみた。
ぐるっと回るのは2回目だ。
部屋から出たら、もう、階段や非常出口になる。
どうせ~と?

ぐるぐる、回って、ギブアップ。
廊下にいた女性に、聞いてみた。

「ココをまっすぐ行って、ほら、目の前に白い扉が見えるでしょ? あの扉の向こうです」

その扉は、何度も見に行った扉だった。
それにしても、わかりにくい更衣室だ。
わかりにくいのは、わたしが、(大阪から来た)外国人だからか?

やっとたどり着いた更衣室で、見知らぬ女性に、「これ、さしあげますわ」
と、パーティ100円引き券をいただいた。
100円でも、うれしい。
さっそく、浮いた100円をロッカー代金に使うことにした。

さあ、会場に足を踏み入れると、華麗に皆々様が踊るなか、
・・・・一人で、壁のシミとなりますか、どうなりますことやら・・・


ああ、ここまで書くと、もう、パーティの内容に触れるのが、面倒になってきた。
時間もエネルギーも残りわずか。


肝心のパーティだが・・・・・・
またもや足を骨折したようだ・・・・・・(小骨の骨折?)

踊っている時に、男性に足を踏まれた。
そのときは、痛い!と思ったが、べつに足を見ると、なんともなっていなくて、ほっとしたのだが、
ばかみたいに素足のわたし。(ふつうは、ストッキングとかをはく)
その上からスピード感のある足が、速い動きで乗っかってくると、なんらかの支障をきたすのは想像できる。

夜中に、寝ていると右足に激痛が走った。
あっ! あの踏まれた箇所だ。
恐る恐る、朝、起きようとしても、足に力を入れると、また激痛。
甲の部分から激痛が起こっているようで、痛みは広がり、右足でカラダを支えられない。
左足だけをずるずる引きずりながら、階段の手すりにしがみついて、一歩一歩、歩く。

今日、お彼岸のお墓参りに行く予定なのに、車の運転、どうすればいい?


楽しいパーティ報告は、中身がぽそっと抜け落ちて、
目的地に行き着くまでと、帰ってからのヘマ話となってしまいました。

ああ、わたしって・・・なんで、いつも、こう・・・?

それより、この足、どうにかならんか?

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