蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

大人になりました

2012-07-05 | ブログ

近日、顔を出されていたニューフェースの、あるお方が、ブログ村ランキングからエントリー脱退されたようす。
多くの人に読み逃げされて、ポイントが少ないから、気分悪くて、ばからしくなったそうだ。

読み逃げ・・・・
そういう発想、感想があるとは、知らなかった。思いもよらなかった。

わたしもブログランキングに、こだわっていた。
でも、最近は、あれは、一過性のものだということがわかって、あまり気にしなくなった。

(ブログ村の)通りすがりの人が、気まぐれにクリックする所作に、振り回されるのは、無意味だと悟った。

というか、ブログ村のポイントの、ある程度の法則がわかったから。
べつに本気で応援している人なんぞ、ほんの少し、あるかないか、しかも、ずっとではなく、一過性のものだから。

他のジャンル(旅)のブログでも、ランキング1位になることを目標に頑張っている、という記事があった。
頑張る目安にするのは、おおいに結構だ。否定する気はない。
かつてのわたしも、そうだった。

ただ、よほどの大きなポイントを常に長期、獲得する人気ブログ以外は、
ランキングの実体というものは、じつに、薄くて弱くて、もろくて、実がない。
あかの他人の、その日の、その場の気分や、移り気なものに、意味を見出してもしかたない。
それをわかって、やっているのであれば、有効に利用するといい。

どこがいいのか、さっぱりわからない、内容のものすごく薄い、賛成しかねるような内容のブログでも、
更新もずっと滞っていても、その更新されていない間も、毎日、高いポイントを維持し続けているブログもある。
息抜きや、怖いもの見たさ? あかの他人の悲惨な生活への好奇心? 自分への慰め?
人それぞれ、あかの他人が、押し合い圧し合い、うごめきあっているブログの海。
そりゃあ、いろんな人が、いるだろう。


個人的には、撤退した、あのブログのタイプは、早かれ遅かれ、いずれ、姿を消すことになるという予感はしていた。
その予感は、1週間かそこらで、的中したわけだが。

じっくり腰を落ち着けるタイプと、そうでないタイプがある。
長きにわたって人気を誇るブログは、取材や下調べ、豊富な実例、幅広い知識(または、専門知識)、特技など、
机上で、たんに気まぐれでキーを打つだけでない、足で培った、汗を流した、惜しみない努力や成果が感じ取られる。
(わたしのブログは、そういう類ではない、たんなるおアソビだ。先に言っておく)
でも、多くの読者を抱えるブログは、一方通行なので、
自分と直接に、関わり&交流がないから、いったん興味がなくなると、足が遠のくけれど。

ブログランキングの件では、つい最近まで、わたしも、わーわー言っていたが、
あるリアル知人に、
「あなたのブログで、ランキングの愚痴の日は、すっ飛ばしてる(=読まない)」、と直接、言われた。。。

ちょっと大人になった、わたしだ。

 

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