蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

暗いのは、キライ

2012-12-11 | 人生

ブログって、不思議なものだ。
人さまのブログの海、さらっと通り過ぎるのと、常駐するのとでは違う。
この違いは、結構大きい。
ブログの周辺、後方、裏面あたりで、うごめく人々を感じることがある。
逆に、明るいのは、いいな~。
わたしは、最近、仙人学校に通うぐらいなので、明るいほうが、好きになった。
(でも、怖いもの見たさ的・野次馬根性は、ある)

昔は、暗くて、じめっとしていた時期もあった。
が、人を怨むようなことは、したことがない。

たとえば、フラれたとする。
自分のせいだと思う。
相手のこころを読む力がなかった。惹きつける力がなかった。
自分の気持ちばかりを優先しすぎた。
または、相性が合わなかった、と思う。
相手を怨んだことは、不思議なことに一度もない。(この書き方、偽善者のニオイ、多少する)
もし、怨むとすると、自分の馬鹿アタマ。学習能力のなさ。
自己嫌悪の渦に巻き込まれると、脱するのは、けっこうしんどい。

成績が悪いとする。
先生や、親に怒られる。
怨むのは、またまた自分の馬鹿アタマ。
両親は、なぜ、もっと優秀なDNAを上澄みだけすくい取って、わたしの遺伝子に組み込まなかったのか、
そういう考え方は、したことがなかった。
自分が、サボっているからだ、と、ひしひしと、強く思っていた。
(実際、サボリまくっていて、夢でうなされるぐらいだった。
しかし、これも、よく考えてみると、ある意味、
成績が悪いのは、サボっているせいで、アタマが悪いせいではない、と言っているかのごとく。
嫌なやつだ。
自己嫌悪とか言いつつ、最後は、自己肯定。
現状は、アタマが悪いせいで、人の何倍も勉強しないといけないのに、サボっている。
(なあんだ、成績が悪い本当の深い原因は、アタマが悪いからだ、ということに気づいたのは、これを書いていて、今)
自分はアタマが悪いという、自己肯定。
否定でなく、肯定になっている。
これは、いいことか、よくないことか。

ブ○と、言われ、落ち込むとする。
今に見ていろ!!という気持ちには、さらさらならなく、
それが、どうした?と、思うだけ。
あんたは、どうなのよ?
仮に、ブ○と言った人が、美人、イケメンだっとして、スタイルよく、アタマもよく、お金持ちで、友だちも多いとする。
この設定は、ありえない。
人のことを、ブ○なんて言うような人に、友だちが多いわけがないので。
「友だちが多い」は、削除したとしても、全ての条件がよかったとしても、そんな人は、性格が悪い。
これは、どうしようもない。

ブ○より、劣っていると感じる。(負け惜しみが、入っている。いいの、そんなの)
なので、ヘーき。
こころの醜さは、必ず、自分に返ってくるので、そのうち自滅してくれる。

すべて条件が揃っている人は、スーパーマン。
(駅近で、広くて、日当たりがよく、環境よく、安い物件など、不動産ではありえないが、
人間には・・・はたして???)


これを書いている自分も、かなり、こころが醜いような気がしてきた。
怨んだことがない、と言いつつ、相手に自滅を期待しているあたり、
裏復讐だ。陰湿だ。
(だが、わら人形は、用意したことがない。あたりまえか)

怨む相手の、イスに置かれた座布団に、押しピンを忍ばせるのと、等しい。
しかし、わたしは、決して押しピンは、忍ばせない。
オシリに刺さったら、痛いし、残虐行為だ。
座ると、ブーッと鳴るモノを仕組む。
陰険かなあ・・・やっぱり。
かわいそうだから、じゃあ、座布団にガムをくっつけておく。
それも、やっぱり性質(たち)が、悪いから、・・・うーーん・・・ゴキブリもダメだし・・・
考えるだけで、リアルタイムに押し寄せる次の用事をしている間に忘れてしまう。

そうやって、何年も何年も経ってから、自分のブログでぼやいて、
自滅するのは、自分だったりする。
やっぱり、自分に返ってくる。

明るく、前向きが一番いい。
暗くて、恨みがましいものは、漫画や小説、映画の世界だけで充分。
実生活は、あくまでも、小市民スタンスで、まいりましょう。

仙人学校の1時間目に、(自習時間だったけれど)、そう、学習した。



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