昨夜は、社交ダンス仲間との忘年会があった。
総勢、6名。
社交ダンス関係、面々の内部の、おどろおどろしいハナシ、内情、内幕を聞いて、
げんなり、がっかり、がっくり、嫌気がさした。
社交ダンスは、特に競技ダンスの場合、男性と女性がペアになるので、なにかと問題が起きるらしい。
恋愛から結婚するカップルも、よくある。
ご夫婦で、現役競技選手や、教室を開いている人もいる。
ただ、ペア解消やら、別れたり、ひっついたり、涙や恨みを伴うことも多々ある。
昨日、会に顔を出していたTさんは、
別れたパートナーが、別の男性と組んで、今ではA級(トップクラス)のパートーになっている。
その元パートナーのことを、
「彼女のほうが、上達が早くて、ペアを解消した」と前は言っていたのに、
昨夜は、お酒が入ったせいもあるのか、もう解消して4年にもなるのに、恨みがましいことを言っていた。
女性であることを武器にして、上手な男性に取り入り、ダンスの技術を盗む、と。
ダンスのためなら、なんでもする、と。
Tさんは、恋愛とダンスをごっちゃにしている。
が、競技の練習では、1週間に4日もいっしょに踊っているから、配偶者より共にいる時間が長い。
当然、男女の愛も生まれる、そうだ。
Tさんは、捨てられたわけである。
が、Tさんを乗り越えて、もっと上の人とくっついて、ますます向上したことの、どこが悪い?
怨み節など、聞きたくなかった。
恋愛においては、情というものが付きまとうが、競技の世界には、情などいらない。
そんなことに振り回されたら、勝てない。
元彼女(元パートナー)は、今、ペアを組んでいるの男性とも恋愛関係らしい。
Tさんも、元彼女と、毎日、顔を合わせるわけでもないんだから、もう忘れたらいいのに。
彼女を引き止めるだけの技量が伴わなかったんだから、しかたない。
切磋琢磨して、次のパートナーを探して彼女を見返すか、(でも、年齢的にみて、現状維持がやっとだと思われる)
自分より、うんとレベルの低いパートナーに、また一から教えるか。
愛も同時に注いで、また踏み台にされて捨てられても、それはそれで捨てられるまでには、情熱の日々がある。
男性は、昔の彼女のことを、くよくよと引きずる傾向にあるようだ。
女性は、過去は、さっぱり、きっぱり捨てて、現在進行形のものを大切にするように感じる。
「ダンスのために、女の武器を最大に利用して」と、Tさんは元パートナーを非難するが、自分だって利用された一人。
いい思いをした時も、あったわけで。
蜜月の甘い記憶が残っただけでも、いいじゃない。
最後のどんでん返しで、恨みが残ったようだが。
元パートナーは、女の武器を使っているのではなく、相手を次々に好きになっただけなのじゃないかと思う。
男と女とでは、受け取り方が違うのか?
でも、捨てられた人って、たいへん。
恋愛のおどろおどろしい、愛欲、愛憎の泥沼。うげげ・・・。
そういう類、昼ドラだけで充分だ。
現実の世界では、
わたしは、ナマの血のように、へんに生あたたかい、ああいうハナシは、キライ。
おかげで、昨夜は、へんな夢を見て、延々と夜明けまでストーリーが続いた。
ただし、後半は、天才と狂気と、ありえないギャグの展開になっていて、なにがなんだかわからなくなっていた。
どうなっていくのか、おとなしく、夢のストーリーを鑑賞していた。
そのせいで、今朝は、朝ドラ「純と愛」に遅刻した。
(土曜日だけれど、平日と同じタイムスケジュールで予定があるのに・・・)
その後も、引き続き遅刻だ。