ブログ村は、ランキングが意味不明で、どーだ、こーだ、ポイントのつけ方が、どうの、こうの、
お金払わないと、べたっと広告貼られるのイヤだ、だのだのだの、
あれこれ、文句ばっかり書いてきた。
でも、いいこともある。
知らないブログを知ること。
出会いがあるということ。
かつて、昔、昔、大昔、niftyネットユーザーが30万人しかいなかった頃、
ネットに集まってきた人々の顔ぶれは、通信関係者とパソコンマニア、文筆関係者が多かった。
わたしも、そこに無関係者ながら、集っていたが、和気藹々としていた。
たむろしているというのではなく、マニアの集まり、というかんじだった。
仕事で使用する人ぐらいしかパソコンをいじらない、自宅にパソコンがある家は少なかった。
ある、デザイナー氏は、なんと仕事用のMACを300万円近くで購入していた。
事務所で見た、そのモ二ター画面は、ばかデカかった。
ソフトも込みの値段にしても、隔世の感がある。
黒い画面に、白抜きの英数字・記号を打ち込む。
解凍したり圧縮したり、コマンドだかなんだかの記号を延々と、カチャカチャ打ち込む。
その道のマニアに手ほどきを受け、手取り足取り教えてもらい、ふーふーいっていた。
マニアは、コンピューターの専門家みたいなものだ。
今だったら、ひょいっとマークや絵図を押さえて、ぐーっと画面の上を滑らせるだけで、カンタンこの上ない。
作業的には、クリックだけ、みたいなものだ。
で、ある年齢以上の方に、当時のニオイを感じる。
つい最近、知った、「粗にして野だが卑ではない」が座右の銘の、しかじか氏、も、そう。
当時のマニアたちが、そのまま年をとった、というかんじ。
懐かしいのだ。
年代の持つ、独特の味というのもある。
ノリが、なんとなく、そういうノリ。
オヤジギャグも、そのうちのひとつか。
(ちなみに、わたくし、オヤジギャグは、使いません・・・
でも、無意識に口から出ていることもあり、首を左右にブルブルっと振り、全面・自己否定する)
ご近所ブログには、こそっとあいかわらず読み逃げしている。
わたしは、自分としては、女性ばかりの集まりに顔を出す、草食系の男性、みたいなかんじだ。
なぜか、オバちゃんにはなれなくて、いっきに、オジサンになってしまったように思う。
ちょっと「枯れ専」女子(枯れた男性を好む女性)のストライクゾーンに入っているっぽい。
あくまでも、それは感性・感覚的に、であって、ビジュアルや、リアルは、女性です。
そして、わたしは、枯れ専系もいいが、枯れない肉食系も、キライではない。
だが、あるリアルな人に、
「あなたと話していると、あなたじゃない、誰かと話しているような気がします」
と言われ、どきっとした。
誰? わたしじゃない、誰かって?
客観の目が鋭い、枯れオジサンかも? それとも、小人(コビト)さん?
こらこら、わたしを置いてきぼりにして、一人で勝手にしゃべっては、いかん。
私の承諾を得てから、話しなさい。
で、脱線話は、置いといて、・・・
若い時代から他国で生活しておられた、築100年・キッチン格闘家の方にとっては、
この年代になって、いきなりのネットかも知れない。
だが、外国でもインターネットはできるだろうけれど、
そんなに昔っから、ネット環境を整えておられたかどうかは、わからない。
いずれにしても、新旧・交流のもたらす、色合いの変化が楽しい。