蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ブログ村に集う人々

2012-12-13 | ブログ

ブログ村は、ランキングが意味不明で、どーだ、こーだ、ポイントのつけ方が、どうの、こうの、
お金払わないと、べたっと広告貼られるのイヤだ、だのだのだの、
あれこれ、文句ばっかり書いてきた。

でも、いいこともある。
知らないブログを知ること。
出会いがあるということ。

かつて、昔、昔、大昔、niftyネットユーザーが30万人しかいなかった頃、
ネットに集まってきた人々の顔ぶれは、通信関係者とパソコンマニア、文筆関係者が多かった。
わたしも、そこに無関係者ながら、集っていたが、和気藹々としていた。
たむろしているというのではなく、マニアの集まり、というかんじだった。
仕事で使用する人ぐらいしかパソコンをいじらない、自宅にパソコンがある家は少なかった。
ある、デザイナー氏は、なんと仕事用のMACを300万円近くで購入していた。
事務所で見た、そのモ二ター画面は、ばかデカかった。
ソフトも込みの値段にしても、隔世の感がある。

黒い画面に、白抜きの英数字・記号を打ち込む。
解凍したり圧縮したり、コマンドだかなんだかの記号を延々と、カチャカチャ打ち込む。
その道のマニアに手ほどきを受け、手取り足取り教えてもらい、ふーふーいっていた。
マニアは、コンピューターの専門家みたいなものだ。
今だったら、ひょいっとマークや絵図を押さえて、ぐーっと画面の上を滑らせるだけで、カンタンこの上ない。
作業的には、クリックだけ、みたいなものだ。

で、ある年齢以上の方に、当時のニオイを感じる。
つい最近、知った、「粗にして野だが卑ではない」が座右の銘の、しかじか氏、も、そう。
当時のマニアたちが、そのまま年をとった、というかんじ。
懐かしいのだ。
年代の持つ、独特の味というのもある。
ノリが、なんとなく、そういうノリ。
オヤジギャグも、そのうちのひとつか。
(ちなみに、わたくし、オヤジギャグは、使いません・・・
でも、無意識に口から出ていることもあり、首を左右にブルブルっと振り、全面・自己否定する)

ご近所ブログには、こそっとあいかわらず読み逃げしている。
わたしは、自分としては、女性ばかりの集まりに顔を出す、草食系の男性、みたいなかんじだ。
なぜか、オバちゃんにはなれなくて、いっきに、オジサンになってしまったように思う。
ちょっと「枯れ専」女子(枯れた男性を好む女性)のストライクゾーンに入っているっぽい。
あくまでも、それは感性・感覚的に、であって、ビジュアルや、リアルは、女性です。
そして、わたしは、枯れ専系もいいが、枯れない肉食系も、キライではない。

だが、あるリアルな人に、
「あなたと話していると、あなたじゃない、誰かと話しているような気がします」
と言われ、どきっとした。
誰? わたしじゃない、誰かって?
客観の目が鋭い、枯れオジサンかも? それとも、小人(コビト)さん?
こらこら、わたしを置いてきぼりにして、一人で勝手にしゃべっては、いかん。
私の承諾を得てから、話しなさい。


で、脱線話は、置いといて、・・・

若い時代から他国で生活しておられた、築100年・キッチン格闘家の方にとっては、
この年代になって、いきなりのネットかも知れない。
だが、外国でもインターネットはできるだろうけれど、
そんなに昔っから、ネット環境を整えておられたかどうかは、わからない。

いずれにしても、新旧・交流のもたらす、色合いの変化が楽しい。

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