蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

どろっと暗い・・・あっち行け、と蹴られてドブに落ち、にっと笑う。

2012-12-28 | ブログ

最近、わたしは、良い人になっていっているような気がする。
毒が、吐けない。毒自体が、ない。
共鳴、感動、同情も、もちろん尊敬していただけるような日常も、非日常もない。
激動の記録も、輝く美も、シャッと血が出るほど切れる鋭利さも、なあああんも、ない。
(もともと、ない)

ブログを綴っていて、面白くない。つまらない。


ブログは、自滅してもいいかなあ・・って、思ったりもする。
自分で作ったものを、自分で壊す。つぶす。
ついでに、自分まで壊れる。

しょせん、自分のブログで、自分のことしか書いてなくて、超・自己チューで、
なんの役にも立たない、有益なこともない、つまらん内容をあげたら、キリがない。
それでも、自分が救われるのなら、どんなひどい内容でも、それでいい。意義がある。
が、自分さえ、救えないような、中途半端さ。

せめて、アホでも、健気だったり、一生懸命だったり、読んでいて、応援したくなったり、こころ、あたたまったり、
こんな人に比べると、ああ、わたしはなんて、マシなの、と感じてもらったり、
あるいは、優越感や、いい気分を味わえるような・・・
楽しいとか、すっきりする、とか、ウエットになるとか、
わたしも、頑張らなくちゃ、と奮起するとか、刺激を受ける、ピリッとくる、けしからんと火を噴く、とか、
そういう読後感。
そういうもの・・・が・・・ない。

幸せな日常を綴って、だれが気分が晴れる?
自分は正しいのよ。ほら、だから、結果が、これ。
自慢? 
鬱陶しいだけだ。
悲惨な日常、不条理に耐える「おしん」みたいな、そういうのが、欲しいところだ。


書く内容も、技術も、なく、世間からも遠い。
で・・・世間とは遠い世界に、耳を澄ます。
耳を澄ますと、聞こえてくるものがある。
同じ質の、声。
静かな時間。

それだけで、充分かと思ったり。
幅広く、不特定多数の人の興味を引きたいという、そんな浅ましい看板は、下ろしたい。
(何度もそう書いているような気がするが・・・、へんに、しつこい)

というか、そんな看板、出してない、って、自分では思っている。
でも、こころのどこかに、あるのだろう。
いい年した、「ねえちゃん」をとっくに通り過ぎ、でんと構えた「おばちゃん」にもなれない、
さらっと枯れた「おじさん」にも、じつは、なっていない、
生煮えの、わたし。
こんなこと書くと、また、リアル人に、なんか、言われそうだ。
(「あなたのブログは、暗い」と。「ざざざーーっと、スクロールしよっと」、と)
リアルも、ネットも、もう、なんでもいい。そんな気分。

 

とりあえず、一大決心を!!
パソコンから一秒でも早く離れ、
大掃除をして、年賀状を書いて、そして、年末年始の行事に向かって、出発進行!!

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明日も、なに食わぬ顔で、ノーテンキな更新をしている可能性も、大いにありです。