うぐぐぐと、悔しく辛い思いをしている。
傷をまる抱えして、包み込んでいる。
だが、わたしは何も包容力がある出来た人物、大モノなわけではない。
たんに、わめいたり泣き叫んだりするタイミングがわからず、胸に抱え込んでいるだけだ。
胸のなかで時間が経つにつれ、治癒しているわけではない。
むしろ、適切な処置をせず放置していたせいで悪化している。
手遅れになりかけ、悪化した部分を切断したり取り除いたりしなければ命を失うギリギリのところまで来てしまう。
しかし、火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、もうだめ、力尽きた、と手を離した瞬間、別の力が生まれてくることがある。
手を離した直ぐその後に、別の力で掴み直す。
その力は前よりずっと強い、タフで強靭なものだったりする。
死にものぐるい、という表現は言い得て妙である。
自分の予期しない力が湧き出る。
その原動力は何か?
たぶん、生命力だと思う。
諦めた時、執着心が解かれた時に、本来の生命力が顔を出す。
諦めるタイミングは、人によって違う。
しぶとい場合も、あっさりしている場合もある。
駆け引きなし、掛け値なし、損得なしで、「無」になった時に、力が出るのかなあ、、、と思う。
わたしは、忍耐強いほうだ。
声をあげるタイミングを逸することがある。
まだまだ、まだまだだ、まだまだ行ける、、、と、辛抱に辛抱を重ねると、、、
化学変化を起こしていることがある。
なんだかよくわからない。
短気は損気。
だが、旬やタイミングを逃すと幸運を掴み損ねる。
そのあたり、難しいが、天性の本能的なものかも知れない。
蛇足。
ちなみに、蝶ブログ。
閲覧数は今までにないほど超低迷。
ブログ村エッセイの注目記事ランキングほど信用できないものはない。
ブログ村AIと相性が合わないようだ。
まあいい。
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