蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

LINEとブログ

2024-06-19 | お付き合い
先週、ずいぶん久々ぶりに会った3歳下の元気な友人。
彼女は、LINEで時々旅日記のようなものを友人達6〜7人に送っているそうだ。
今回、初めてわたしも送ってもらった。
写真付き。メモ、雑感付き。
とても身近でわかりやすく、参考にもなって実用的でもあり、感想や質問も直接、LINEで本人に送れるし、言うことなし。
ブログとはまた違う手軽さ、身近さがある。
グループLINEではなく、個人個人1人ずつ別個に送ってくれるところが、わたしは良いと感じる。
なぜなら、グループLINEはやり取りをグループメンバーで共有することになるが、個別LINEだとメンバーの目を気にせず、自分のペースでやり取りできる。
仲間に入れてもらって、嬉しかった。

ブログは不特定多数向け。
中には、公開相手限定の設定ができるブログもある。
が、基本的には、知らない人に向けてのもの、一方的な発信。
同じ内容を複数の友人に同時に送るLINEも、同様に一方的発信ではあるが、公開先がクローズドである。
何よりも親近感がある。

先日、彼女に、わたしの実家での催しに誘ったところ、「体験記、教えてください」という返信があった。
行きたくない、とダイレクトに断るのはぎくしゃくするため、ソフトにお断りされたのだと感じていた。
が、彼女は参加しないけれど、レポートで擬似体験して楽しむということだろう。
その時はピンと来なかったが、なるほど、彼女がやっているLINE旅記事のようなものだということが、この度、彼女からのLINE旅記事を受けて、わかった。

あちこち、あれもこれも一度に一気に体験出来ないから、友人知人達からの体験記からインスパイアされるのは、good ideaである。
実際に自分が行動に移す事柄には優先順位を付け、高い方から実践する。
(優先順序の付け方は、人それぞれの事情があるだろう)
低い方は、とりあえず、体験記で内容を知る。

ブログは、長い間、見に行かなくても、ご無沙汰しても、何の問題も縛りもない。
アカの他人なので。
一方通行だ。
ではあるが、やはり双方向は、強い。
お互いがお互いに、ちゃんと向き合う。
リアクションもしっかり。
閉ざされたLINE記事という、わたしにとっては新たな方法に、灯台もと暗し的な斬新さを感じた。

まさに、実質本位である。
閲覧数もランキングも訪問者(足跡)も、全く気にすることがない、自分からのリアル人に対する発信。
だが、わたしのように、毎日毎日、ダラダラダラダラ、頭から文字が垂れ流されてくるような人間にとっては、そして、あまりリアル友人のいない、交友の狭いわたしには、やはりブログはありがたい。
はけ口、アウトプットに、ぴったり。
(ですが、お読みいただく皆さんがあってこそ!!
それがモチベーションの源になります。
→感謝と労いの気持ち。
ありがとうございます、おつかれさまです)

じつは、もう一つ、趣味SNSに日記を時々アップしている。
そこには、いくつもいくつも、書いても非公開にしている記事がたくさんある。
皆んなからの反応がすぐわかるため、すべるのが怖いからだ。
そして、ほとんどはリアル人ばかりであるが、そこで出会ってリアルに知り合いになることもある。
SNS記事やコメントとリアルが同時進行している。
当然、ひやかし、暇つぶしの人もいる。
だが、未成年の怪しげなSNSではないので、逢って何かを搾取しようという狙いのある人はいない。
いたとしても、徒労に終わる。スカ。
搾取するものが、お金や命や身体や労働なら、身の危険を感じ防御すべきだが、趣味分野の技量や知識では、搾取しようがない。
悪事に引っかかるとしたら、よほどのこと。
(ではあるものの、最近は巧妙な手口を捻り出され、注意に越したことはない)
しかもほとんどが60歳以上。
若い人は入って来ない。
年寄りSNS。
日本だけでなく海外在住のメンバーもいるし、層が厚い。
ただ、面白さや刺激は、自分から能動的に取りにかかる姿勢がないと、口を開けて待っているだけでは素通りする可能性がある。
面白そうなものはないかとアンテナを張っていると、タイミングが合えばキャッチ出来る。
が、やはり一方通行では面白くない。
自分から発する何かがないと、自分も相手もつまらない。
相乗効果である。

とかなんとかかんとか、わたしはヒマ人なのである。