都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

烈火(大阪 豊中):中華つけ麺は独自の濃い味で煮えたぎる熱さ

2014-06-20 05:38:25 | 食べ歩き
 中華つけ麺は900円でお昼は2玉までの増量が無料。ぐらぐらのつけ汁に長いチャーシューが沈む。麺はつやつやで弾力があり粉の旨みも楽しめる。大量の白葱小口切り、大振りのメンマ、半熟卵が半分。
 麺はつけ汁にちょっと浸すと表面あつあつ、芯は冷えているというヒヤアツが楽しめる。長く入れておくとアツアツが楽しめる。これは楽しい。麺をまとめたうえに胡椒をかけても変化がある。

つけ汁は温度が高いため細かい旨みが飛んでいるが、力強い醤油、動物性の出汁、甘みが独自だ。東京のがんこやたいめいけんのお味、うどんすきの煮詰まった出汁の匂い(強火にして出汁をどんどん継ぎ足す、最後に蕎麦がおすすめ、美々卯本店は不思議に出汁が濁らない)を思い出した。どこかひねた様なねじれた、後味が悪いに近い癖のあるお味だ。

 食べ方の段取りがあり、まずはそのまま、つけ汁に白葱を入れると、さっぱりして、シャリシャリ歯ごたえが楽しめる。最後にメンマを入れると胡麻油のお味が参加する。なんとも楽しい。酢があるともっと良いな。ねじ伏せられるような強いお味にぐいぐい。

スープ割は白葱も足されて、一転和めるお味。胡椒たっぷりで白葱を蓮華でさらうとほっこりする。

食べていて太く厚く描くルオーの絵が浮かんだ。独自で癖があるが、これは夏バテの時期など再度食べたいと思った。実に面白い仕掛けとお味だ
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