Be(8月1日)中村明 早稲田名誉教授の「ことばの食感」にある例文は「夫は妻のように歌が上手でない」だ。この意味は:①妻は上手で夫は下手、②比較すると妻が夫より上手、③夫婦とも歌が下手 ともとれるとある。
当方の知っている事例は「そばは、すしのように癖があると飽きられる」を読んで違和感があったが、「ように+否定」の構造だったのかと理解した。この例文だと①すしは癖があるから飽きられる、②そばもすしも癖がある場合は飽きられる③そばもすしも癖がある場合がある とも読める。②が正しいとすれば、「癖のある寿司のように、そばも癖があると飽きられる」がより明確だろうか
「ように」はなかなか使い方が難しい。