都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

窓のガラスを断熱に

2016-12-11 04:15:44 | 都市生活

 気が付いたら八百一本館のクリスマス・ツリーが灯る

 十数年前竣工のマンションで窓がフロート・ガラス(6㎜)。結露が多く、愚妻が嘆く。冬の湿度も低下しウイルス排除にも悪い。また朝方の日射で夏暑いのも問題だ。今回、子供たちが巣立ったのもあり、この2点の解決に向けガラスを取り換えた。

 テニスで知り合いの設計事務所の友人に頼んで、設計方針は当方(一応、一級建築士)で立案した。管理組合に確認し、ペア・ガラス変更も可能。7面あり次の方策を納まりと機能により使い分ける。Low-Eは断熱方向も指定した。

①スペーシア(真空断熱 Low-E):0.2㎜の空隙の真空、支えるため格子の位置に黒い点のスペーサーが入る

②ペア・ガラス(空気断熱 Low-E):今やオフィスでは常識のガラス、緑色が多い

③内窓(ペア・ガラス):LIXIL インプラスで木目調

 なお、リビング以外はLow-Eを反射型(外側ガラスの内側に金属膜)にして窓際の夏暑いのを防いだ。リビングは庇が深く、南側でもあり冬の日射を生かした。サッシュ自体は断熱型でなく取り換えも考えたが、大掛かりかつ管理組合でも認めていないため諦めた。

 工事は2回に分け、本工事は1日で完了。工務店とガラス屋さんに感謝。効果は

①断熱性能がよく、窓際が寒くない、特に足元が快適で電気ストーブが要らない

②ガラスに結露はない、サッシュ部分は対策をしていないため、多少の結露がある

③遮音が良くなった

④視界はあまり変わらないが、スペーシアは二重にして確かめるとちょっと緑がかるようだ

⑤収まりが綺麗でお部屋が良い感じ

 工事費用は中古の軽自動車1台分くらいかかった。もっと早く交換すればよかった。カーテンも洗って、掃除もついでに、早めの大掃除が完了しすっきりした年末、愚妻が大喜び

コメント
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