緑の紙とスイカズラを使ったベースには尾藤二州が唐時代の漢詩の一部を書いた”唯有春風不世情”を古代文字で書いた。
9月に見に行った暁雨館の企画展でなんとなく気になる漢詩の一部だった。
このベースに書きたいと思ったが正確には覚えてない。
ありがたいことに暁雨館に電話するとファックスで資料を送ってもらうことができた。
”唯春風有り世情なし”と読みお正月を詠った漢詩の一部だ。
今は正月でも日常と変わりなく店も開かれているが私が子供のころは大晦日までは忙しく準備をして正月は本当に否日常を楽しんだ。
はるか昔の唐時代でも同じだったのかしら・・・。
ベースを作ったときはこういう漢詩の一部を書いた作品になるとは想像もしてなかったが無理なく仕上がった。
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