帰りのフェリーで来島海峡大橋の真下をくぐるとき写したが行は車で走った。
今回で3度目だが毎回橋が見え始めると嬉しくなり写している。
去年はこの辺りで新月だったが満月のようなものが写っていたりと不思議現象も起こっている。
今回は来島村上家の城があった来島を確認したいと妹のきんかんと言っていたが橋を過ぎて船員さんに聞くつもりで来島海峡大橋の写真をうつす準備態勢でいるときんかんが”船員さんがきた”と言う。
いいタイミングなので聞くとすぐそばを通っていて橋を過ぎて聞けば確認できてなかった。
小さな島で人家もあった。
唯の偶然だと言えばそれまでだがありがたかった。
瀬戸の海も夕焼けもしっとりと穏やかだ。
500年ほど前ここで戦いに明け暮れていた人たちがいた。
今治港入港前の作業をてきぱきとしている船員さんたちをながめながら時代が変われば海賊と言う生業がこういう生業になるのかと思った。
橋が架かりフェリーの便数も少なくなった。
豊富秀吉の時代になり海賊禁止令で海を追われた人たちがいたようにいつの世も生きるのは厳しいものだとつくづく感じた。
野外教室の目的の一つは日常をよりよく生きるためと考えている。
フェリーは時間も経費も橋を車で走るよりかかるがこれからも利用するつもりだ。
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