切山平家遺跡保存会の真鍋潤さん案内による午後からのハイキングは7~9月までは休みだが今回は特別に開かれた。
6年前金生町暮らしを初めてすぐの10月、初めて参加した古代道を歩くコースだが今回は逆コースで石の口より唐谷峠へ抜ける。
いつものにこにこ市の集合場所より来るとき通ってきた県道9号線を歩き石の口へ向かう。
県道は切山の人たちが草刈りをしたばかしで気持ちがいい。
7月と9月の2回総出で刈るようだ。
道路端の桜の枝が1年前切られた場所がまだよく目立つが皮が巻き込んでいた。
腐らないようにボンドがぬられているらしい。
バイクで走っていれば気が付かないことだ。
途中見えるのが”ながもち”で聞いたことはあるがそのだとは知らなかった。
今日歩いた車道ができるまでは切山よりそのへ行く道が緑で覆われた山の中にあったそうだ。
驚いたことにその道筋にはたんぼもあり米が作られていたようだ。
古代道は石の口より入るが石の口の奥に砂防ダムができ古代道も草刈りされているから歩きやすいだろうとのリーダーの判断で7月は休みのハイキングが急きょ開かれた。
誰の手による草刈りかは知らないけれどふかふかの山道のハイキングは快適だったが暑さで調子を崩す人もいた。
里山の蒸し暑い梅雨の雨間のハイキングだったがとてもさわやかな風が感じる箇所があった。
”風の通り道”の言葉を思い出した。
本当にあるんだ。。
文献で古代道を知っていても登山道のように整備されていることはなくなかなか歩けないが一時間ほどのコースだったが地元のリーダーの先導により歩くことができた。
この道がどこへ続くか興味はあるがまず一部分は歩けた。
それにしても車道ができるまでは獣道並みに山の中に人の道があったことを思い知った。
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