妹のきんかんも私も石鎚山には何度も登っているが途中にある黒瀬ダムに立ち寄ったことがない。
一時2人とも高い山に興味があったが今は少し変わっている。
高い場所へ行くとき見落とした場所にも興味を持てるようになった。
国道11号線より石鎚山へ向かう途中国道より25分ほど走ると黒瀬ダムはある。
一周できそうなので左折ししばらく走ると湖畔に降りる道があり下る。
車を止め歩いて行くと湖畔に木々に覆われた大きな会場を独り占めにして銅像が設置されていた。
なんとなくいいところへ来られた気分になりそれから驚いた。
その像は数時間前に五百亀記念館で見た”待つ”だった。
伊藤五百亀さんは西条市出身の彫刻家、驚くこともなかったがうれしかった。
旧川之江市には3個も設置されていて一個は見ているが作家の名前は知らなかった。
だれもいない場所だったが知り合いに会えた気分になる。
そこで一時間ほどいたが銅像ばかりを見ていたわけではない。
ドームを作っている木々はクヌギのようで管理された土よりたくさんのツチカブリガ生えていたので採集した
日当たりのいい場所ではネジバナも花盛り。
思わずいいお土産ができた。
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