バイクを置き階段を上り小歩危駅へ着いた。
周りに家は見かけない。
坪尻駅ほどでないが秘境駅の雰囲気。
線路を写すバックミラーがあった。
ホームに沿ってやっと一人通れそうな小道がある。
手すり代わりのワイヤーの塀?が面白い。
興味があり登り始めると驚いた。
つっかけを掃き庭でも歩くようにゆっくりと男性が下りてくる。
上に家があり住んでいるそうだ。
病気療養中で月一回汽車で高知の病院へ通院しているが大歩危で急行に乗り換えると早く着きすぎるので鈍行で行くが2:30分ほどかかりその日には帰れなく一泊するそうだ。
足が悪く置かれているベンチに座り私にも勧めるので座って話を聞いた。
道が付く話があったとき反対する人がいてつかずいまだにどんなものも肩に担いであげる生活だと言っていた。
すぐ下がホームなのでどこへ行くにもホームと駅舎を通っていくようだ。
家を見せてほしいと言ったら引き返し熱いお茶を入れてくれた。
外には自然水の貯水場があるが大雨が降ると濁るので水道だそうな。
見えるのは谷を隔てた山だけ。
春や秋はきれいでしょうと言ったがべつにとの答え。
冬は寒く夏は風が通らないので暑いそうだ。
駅舎側のホームから見ると垂直に近い上に家はあった。
下調べには行ったがすぐ近くに前回は作業場にはしなかった赤川橋がある。
写真を写していたら地震のような揺れがする。
嫌な気分になったが観光客が通っているだけだった。
やっぱしこの橋も作業場にはしたい。
今回は小歩危駅と赤川橋が作業に決まりそうだ。