かなり前星野富弘の本を妹のきんかんにプレゼントしていたらしいが私は覚えてない。
きんかんはいまだに時々読んでいたらしい。
情報提供は私だがきんかんの強い思いで星野富弘展へ行くことになった。
手足が動かず寝た状態で口に筆記用具をくわえての絵や文は柔らかい中に迫力があった。
会場である丸亀美術館の庭園も楽しみだった。
丸亀城藩主京極家の別邸だったところだ。
新しく庭園に建てられた施設は以前からある植物たちを生かしている。
松が多いが庭園風に造られたのでないようなダイナミックな場所もあった。
おなじ松だがどんな作り方をしているのだろう樹齢600年の傘松。
手入れされた芝生に生える手入れされた松。
丸太の木を上手に使ったやさしい雰囲気の東屋。
きんかんともども2度目の来園だったがまた来ようと話し合った。
最後は10キロほど離れた場所にある東山魁夷瀬戸内美術館。
ここの喫茶店から見る風景は遠回りして来ても悔いはない。
丸亀美術館の庭園もだが人の手が入り自然とマッチした風景も好きだ。