箸蔵寺の箸供養現場へ着いたのは12:20分ごろで行事は始まったばかしのようだった。
豊かな緑の山をバックに不動明王の両サイドには巨大な赤い箸が飾られ祭壇が設えてあり行者の衣装も黒、白、黄色と鮮やかで日よけの赤い和傘も目を引く。
女性の行者による祀り事。
4角と祭壇に矢を放った。
男性行者による刀を使った祀り事。
白と黒の衣装の行者によりローソクの火より松明に火をつけている。
燃える松明の前でブルーの衣装の行者が不動明王に祝詞をあげる。
ヒノキの葉で覆われた櫓に火をつける頃赤い装の行者がヒノキの葉で覆われた座に座った。
火をつけられたヒノキの葉で作られた櫓から赤い炎が立ち始めたころには赤い衣装の行者の前には箸らしきものが散らばっていた。
その頃より白い衣装の行者達により箸らしきものが日の中に投げ込まれ始めた。
ヒノキの葉で作られた櫓が焼け落ちる頃だが火がつけられたころより箸蔵寺本殿を背に和太鼓集団が太鼓演奏始めた。
ヒノキで作られた櫓が焼け落ちたころより祭壇までヒノキの葉が敷かれ白い塩が燃え落ちた火の前後に置かれ行者による火渡りが始まった。
数人の行者の火渡りが終わり火はとりのけられ土が現れた状態で一般の人たちによる火渡り?の参拝が行われて箸供養は終わったようだ。
2時間ほどの気合の入ったショーを見学した気分。
大変な準備と人の心と労力があってこそ執り行われるのだろう。