立ち入り禁止の看板近くでで氏子の人たちがいた。
もう始まっていますよ、何回目ですかと聞かれ2回目ですと答えると近道を教えてくれた。
来たのは2回目で箸祭りへは1回目ですと答えればよかったと後で後悔する。
参拝道路はもちろん徒歩道だが裏道は車道だ。
祭りごとの道具や人は車でこの道を通るが長い間森だったのだから巨大な木もある。
ゆっくり眺めたいが急ぐ。
やっと広場に着くと真言のお寺らしく札所のご本尊がずらりと祀られている風景も興味を引くが素通り。
まず女性の行者の弓による祀り事で始まったが放たれた弓は子供たちが競って拾っていた。
祀り事の間のいいタイミングにはほら貝の音が聞こえる。
ヒノキの葉で作られた櫓に火がつけられるころには氏子の人たちにより消火用のホースが設置され始めた。
小雨がぱらつき始めると太鼓演奏の人たちはあわてて太鼓に覆いをかぶせる。
昨日は台風5号のため大雨だったが火が大事な要素の箸供養は雨だとどうなるのだろう。
箸供養の間小さな女の子はちょろちょろしながら楽しんでいたが一般の人たちの火渡りの時行者が抱っこして渡ってあげようと言ったが逃げていた。
煙や火の勢が強くなると恐怖感もある。
法被を着た男の子たちだが何かの役目を担っていたのだろう。
太鼓をたたいていた女性の行者だが黄色の衣装もきれいだったが足元がスッキリとかっこよかった。
この行者がもつほら貝は特別大きいと思った。
火渡りもする行者達だが暑さ対策のクーラーボックス持参で水分補給をしながら祀りごとをしている。
和太鼓の音は行者たちの祀り事を盛り上げる。
行者がお清めの塩の上で心頭滅却し火渡りする瞬間。
火の上を走るのは8~9歩だった。
お札を買った人が火渡りした場所を通り参拝できたが私は車道の近道を通り裏からの参加でお札は買ってなかった。