虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ラッタくんが教室に来てくれました♪ 2

2009-02-08 12:20:21 | 通常レッスン
ラッタくんとブロックで遊びました。
ママラッチさんの話では、ラッタくんは
「ブロックで誰かの作品をまねて作ることはするけれども
自分で考えた作品を作ることはあまりない」
という話でした。
私は「応用の利く基本のパターンを身につけてないからじゃないかな?」
と思いました。
そこで、「ブロックふたつを並べて
真ん中を小さめのブロックでとめる」
という教室で子どもたちが「ケーキ」といってよく作っている
形をおしえました。その後、それを重ねて「ウェディングケーキができるよ」
と言うと、ラッタくん、「五重の塔になる!!」とおおはしゃぎでした。

そうして作ったのが写真の作品。

やはりラッタくん、直感でひらめいて、
何を作るか考える子のようです。
子どもの作品展に行ったり、人形劇を見せたりして、
アイデアのもとになるさまざまな刺激を受けると
どんどん創造性を発揮していく子だろうと感じました。

ブロックといえば、
(写真を撮るのを忘れてました)ラッタくんは、
設計図を見ながら作る小さなサイズのブロック製作にも
チャレンジしました。
最後まで意欲的に取り組もうとし、
4歳児とは思えない集中力と根気を発揮しました。
小さなパーツを見分けること、
設計図の流れを読むこともきちんとできました。

こうした力は、磨けば「最レベ問題集」等の
難しい問題を解ききる能力につながると感じました。
ラッタくんは急かされずにゆっくり取り組める場で
才能が輝きだす子のようです。

幼児には瞬発力があって、すばやく反射的に反応する力が優れている子と
じっくりゆっくり物とつきあう根気と集中力が優れている子がいます。
どちらもそれぞれが別の良さを持っていますね。

その子のよい資質にスポットライトを当てて
大切にはぐくんでいくことが大事だと考えています。
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