現在、虹色オンライン算数教室のおまけブログをもっと活用しやすく、
一人一人の子に役立つものにしたいと模索中です。
(おまけブログというのは、
虹色オンライン算数教室を購入していただいた方に
見ていただける鍵付きブログです。
見ていただく方法は、こちらの記事にくわしく
書いています。)
虹色オンライン算数教室を作る際は、
学ぶ道具の作り方や遊び方、教え方を、できるだけていねいに解説していこう、
子どもの日常の体験が、どの学年のどんな学習と結びついているのか、
すぐにわかるようにリンクさせていこうと、役立つ教材を目指していました。
でも、いざできあがると、別の欲が出て、
解説だけで、「やってみたい」という気持ちにつながるのか、
取り組む段になって、困らないか、と気にかかりだしました。
いくら「道具」があって、「どう使うか」知っていても、
目の前の子にぴったり合うように関わらなければ、
うまくはいかないものですから。
先日のブロック記事で、ブロックで作った宝箱に
キラキラした小物をあふれるほど詰めて、フタを閉めようとした男の子の話を載せています。
その子にとって、宝箱の作り方を学ぶより、何か上手になることより、
「宝をいっぱい中に入れたい」という自分の気持ちに付き合ってもらい、
試行錯誤して自分の頭を使ってみることが大切な関わりでした。
また、同じブロックの記事に、「イメージして実行に移すのが苦手」という困りを
持った子と関わりも載せています。
その子と関わる時は、「これをすれば、こんな効果があるから」と、
ただ「させる」のではなく、
「作業がわかりやすく見通しが立ちやすいこと」
「Aくんのおしゃべりややり取りを作品に盛り込めるように支援すること」といった
その子の課題を盛り込むことが大事でした。
虹色オンライン算数教室で紹介している
算数を体感するゲームや遊びをする場合も同じように
そうした一人一人の個性への対処が重要です。
教室でも、その子の理解力、興味の向かい方を見ながら、
遊び方や、発展のさせ方を調整しています。
そうした具体的なエピソードを、虹色教室通信やおまけブログに
まとめていく予定です。
おまけブログに新しい記事を書いた時は、こちらの虹色教室通信でお知らせします。