拡充学習の話題を補足する意味で、
過去記事の『なぜ幼児に工作させると考える力がアップするの?』の一部をタイトルを変えて紹介します。
ペダル式のゴミ箱の仕組みに興味を抱いて以来、いつもお家で気づいたことを「大発見大発見!!」と意気込んで知らせてくれる3歳の★くん。
今回のレッスンで、★くんが目を丸くして必死で説明してくれた大発見は、
「あのねぇ、ティッシュをねぇ、引っ張るとね~出てくるの。
もっともっとって。ティッシュを引っ張ると、ティッシュがぁ出てくるの」という話でした。
「本当???それはすごいね~!!ティッシュ引っ張ったら、もっとティッシュが出てくるんだ。へぇ~」といっしょに感動を味わってから、いっしょにテュッシュが次々出てくるしかけを作ってみました。
ティッシュの量が少なくなっている本物のティッシュ箱を使ってもできますよ。
ティッシュを取り出して、半分に折るとき次のティッシュをかませて折り、それを折るとき折るとき、次のティッシュをかませて折る……
と、交互にティッシュ引っかけた状態で折っていきます。
「あのねぇ、ティッシュをねぇ、引っ張るとね~出てくるの。
もっともっとって。ティッシュを引っ張ると、ティッシュがぁ出てくるの」という話でした。
「本当???それはすごいね~!!ティッシュ引っ張ったら、もっとティッシュが出てくるんだ。へぇ~」といっしょに感動を味わってから、いっしょにテュッシュが次々出てくるしかけを作ってみました。
ティッシュの量が少なくなっている本物のティッシュ箱を使ってもできますよ。
ティッシュを取り出して、半分に折るとき次のティッシュをかませて折り、それを折るとき折るとき、次のティッシュをかませて折る……
と、交互にティッシュ引っかけた状態で折っていきます。
それを箱に入れたらできあがり。
(下から紙製のバネで押し上げる仕組みを作ると、取り出しやすいです)
これがティッシュが次々出てくる仕組みです。
この説明ではわからない……という方は、ティッシュ箱からある程度の束でティッシュを取り出して、どのようにして出てくるのか観察してみてください。
おもしろかったのが、3歳の子たちがレッスンに来たとき、「あのねぇ、ティッシュを引っ張るとねどうなるかわかる?」とたずねて
「わからない」と言うので、
「ティッシュを引っ張ると、次のティッシュが出てきて、それをまた引っ張ると次のティッシュが出てくるんだって!★くんが見つけたんだって!」とオーバーに言うと、目をまん丸くして「ほんと?」「ほんと?」とびっくりするのです。
その後、本物のティッシュを引っ張って見せると、「ふぅわぁぁ~!!」とため息をついて一同びっくりしていました。
(見たことあると思うのだけど、よく観察していなかったんですね。それにしてもこんなに驚くとは……!)
工作というと、「学校でする図画工作の成績をアップさせるためにするもの」「工作教室や工作イベントでするもの」と捉えていらっしゃる方も
たくさんいます。
幼稚園選びも工作が十分できるかをチェックする方はそれほどいないようです。
(下から紙製のバネで押し上げる仕組みを作ると、取り出しやすいです)
これがティッシュが次々出てくる仕組みです。
この説明ではわからない……という方は、ティッシュ箱からある程度の束でティッシュを取り出して、どのようにして出てくるのか観察してみてください。
おもしろかったのが、3歳の子たちがレッスンに来たとき、「あのねぇ、ティッシュを引っ張るとねどうなるかわかる?」とたずねて
「わからない」と言うので、
「ティッシュを引っ張ると、次のティッシュが出てきて、それをまた引っ張ると次のティッシュが出てくるんだって!★くんが見つけたんだって!」とオーバーに言うと、目をまん丸くして「ほんと?」「ほんと?」とびっくりするのです。
その後、本物のティッシュを引っ張って見せると、「ふぅわぁぁ~!!」とため息をついて一同びっくりしていました。
(見たことあると思うのだけど、よく観察していなかったんですね。それにしてもこんなに驚くとは……!)
工作というと、「学校でする図画工作の成績をアップさせるためにするもの」「工作教室や工作イベントでするもの」と捉えていらっしゃる方も
たくさんいます。
幼稚園選びも工作が十分できるかをチェックする方はそれほどいないようです。
子育て中の方の意識の中で工作の価値はかなり低いのかもしれません。
そんな「ついで」感覚で扱われている工作ですが、現実に幼児の工作に付き合ってみると(工作教室に連れて行くだけではあまり効果はないでしょうね。それならテレビのワクワクさんを見せる方が効果的かもしれません)工作が「難しい概念」を、「幼児が簡単に考えられるもの」に変えてしまう
まるで魔法のような力を持っていることに気づくはずです。
子どもというのは、子ども特有の物の見方をしていて、長い短い、太い細い、深い浅い、厚い薄いなどを正確に捉えているわけではありません。
お人形用のお風呂に自分も入れると思って足を突っ込もうとする1歳代の子の姿を見てもわかりますよね。
ですから、最初のうちは、子どもが工作をしている間中、あれれ?と思うようなことがたくさんあるんです。
大きな箱一面に紙を貼りたいと言ってた子が、1センチくらいのちんまりした紙を切って貼ってから「小さい……」と言う……貼りたい絵柄の面にノリを貼っては、「絵がなくなった」と不思議がるなど。
でもそれを繰り返した幼児は小学生レベルの立体図形のイメージなんて全て頭に入っているようにきちん空間についての理解が進んでいます。
また、子どもにとっては電化製品も生活用品もおもちゃと同じように捉えていて、その機能についてきちんと把握していないことはよくあります。
たとえば、懐中電灯には「電池」を入れるけれど、「コード」がついていないといった事実は、子どもがとてもびっくりするネタで、工作をするとき、一番「力」が入る部分になったりするのです。
子どものこうした姿を見ていると、工作とは、子どもが世界を知るため、理解するための手段であって、工作することで、観察する姿や考える力が変化してくることがわかるはずです。
それでも子どもが「映るテレビが作りたい」と言ってきたらどうしてあげたら良いかわからないという方もいますよね。
まず、子どもといっしょにテレビを観察します。
そんな「ついで」感覚で扱われている工作ですが、現実に幼児の工作に付き合ってみると(工作教室に連れて行くだけではあまり効果はないでしょうね。それならテレビのワクワクさんを見せる方が効果的かもしれません)工作が「難しい概念」を、「幼児が簡単に考えられるもの」に変えてしまう
まるで魔法のような力を持っていることに気づくはずです。
子どもというのは、子ども特有の物の見方をしていて、長い短い、太い細い、深い浅い、厚い薄いなどを正確に捉えているわけではありません。
お人形用のお風呂に自分も入れると思って足を突っ込もうとする1歳代の子の姿を見てもわかりますよね。
ですから、最初のうちは、子どもが工作をしている間中、あれれ?と思うようなことがたくさんあるんです。
大きな箱一面に紙を貼りたいと言ってた子が、1センチくらいのちんまりした紙を切って貼ってから「小さい……」と言う……貼りたい絵柄の面にノリを貼っては、「絵がなくなった」と不思議がるなど。
でもそれを繰り返した幼児は小学生レベルの立体図形のイメージなんて全て頭に入っているようにきちん空間についての理解が進んでいます。
また、子どもにとっては電化製品も生活用品もおもちゃと同じように捉えていて、その機能についてきちんと把握していないことはよくあります。
たとえば、懐中電灯には「電池」を入れるけれど、「コード」がついていないといった事実は、子どもがとてもびっくりするネタで、工作をするとき、一番「力」が入る部分になったりするのです。
子どものこうした姿を見ていると、工作とは、子どもが世界を知るため、理解するための手段であって、工作することで、観察する姿や考える力が変化してくることがわかるはずです。
それでも子どもが「映るテレビが作りたい」と言ってきたらどうしてあげたら良いかわからないという方もいますよね。
まず、子どもといっしょにテレビを観察します。
電源を入れると明るくなって、消すと消えますね。
「何に似ているかな?」と子どもにたずねると、「懐中電灯」と答えるかもしれませんね。
それなら、子どもの描いた絵。リモコンの絵。懐中電灯を用意して、リモコンを押すと同時に子どもの描いた絵の背後から懐中電灯を照らせば「テレビのスイッチオン!」懐中電灯を消せば「消えた!」といったものができますよね。
それ以外にも、子どもと観察してみて、絵が動くから長い絵を描いて、輪にして箱の中で動かすというアイデアを思いつくかもしれません。
また鏡にテレビの枠を貼り付け、マイクを持ってその枠の中に自分が写るようにするのでもいかもしれませんよね。
良いアイデアが浮かばないときは、「何かいいアイデアないかな?」と家の中を探索するだけでも、子どもはとても喜びますよ。
「何に似ているかな?」と子どもにたずねると、「懐中電灯」と答えるかもしれませんね。
それなら、子どもの描いた絵。リモコンの絵。懐中電灯を用意して、リモコンを押すと同時に子どもの描いた絵の背後から懐中電灯を照らせば「テレビのスイッチオン!」懐中電灯を消せば「消えた!」といったものができますよね。
それ以外にも、子どもと観察してみて、絵が動くから長い絵を描いて、輪にして箱の中で動かすというアイデアを思いつくかもしれません。
また鏡にテレビの枠を貼り付け、マイクを持ってその枠の中に自分が写るようにするのでもいかもしれませんよね。
良いアイデアが浮かばないときは、「何かいいアイデアないかな?」と家の中を探索するだけでも、子どもはとても喜びますよ。