ファンタジーの世界にどっぷり浸かってしまう自閉っ子に、論理的に考えてることを教えるには? 1
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で、一日中、自分のファンタジーの世界に浸かって遊んでいた●くんのレッスンの
様子を記事にさせていただきました。
その後、一度、同じ年長さんの男の子といっしょにレッスンをし、
その日の様子を 広汎性発達障がいの子とお友だちという記事にさせていただきました。
今日はその●くんと☆くんの2度目のレッスンでした。
前回のレッスン後、わたしはその日のレッスンで起こった出来事を
『ピッケのえほん』というパソコンソフトで簡単な絵本にして
●くんと☆くんのところにネット上で送っていました。
ピッケのおうちに絵本の見本があります。
☆くんはそれをお家で印刷して絵本の形にして教室に持ってきていました。
そして「おしろ」という題で
前回の遊びを再現した本を●くんに見せて
面白くてたまらないようにケラケラと笑いだしました。
この話、●くんもパソコンで何度も何度もしつこいくらい見たがって大爆笑していたそうで、(ものすごく単純なストーリー展開です)
紙の絵本の形になったものにも興味しんしんでした。
そこでわたしが、「またお城を作ろうか?」とふたりに提案すると、
☆くんが「高い高いマンションだよ。マンションを作らないと」と言いました。
「マンション、いいね。マンション作ろう」と☆くんにブロックを手渡しながら、
●くんに向かって、「●くんは、お城を作る?」とたずねました。
「うんうん」と少し上の空の表情でうなずく●くん。
土台やブロックを用意してあげました。
その隙に、☆くんはどんどんブロックを積み上げて
高層マンションを作っていました。
☆くんがエレベーターが大好きなことを思い出して、
「☆くん、このビルにエレベーターをつけようか?先生といっしょにエレベーターを作ろうか?」
とたずねると、口をへの字に曲げて、
「い~いよ~(いらないよの意)このマンションは中にエレベーターが
通っているんだから」と言いました。
☆くんは社会性の発達という面でゆっくりさんなのですが、
言葉を扱うのが上手な機転の利く子なのです。
『子ども脳機能 バランサープラス』というパソコンソフトで
知能テスト形式のゲームをして「発達年齢」を判定したところ、
ひとつを除いて残りのすべての分野で10歳児相当の能力という結果が出たそうです。
工作やドールハウスでの遊びを続けてきたことが、空間認知能力と語彙力や思考力の伸びに
大きな影響を与えてきたと感じています。
「い~いよ~(いらないよの意)このマンションは中にエレベーターが
通っているんだから」とわたしの提案をいったんは退けた
☆くん。
でも、しばらくしてから、そっと再び提案すると
快くエレベーターを取り付ける案にOKを出しました。
今回の記事では、☆くんという名前で紹介しているのですが、
実はこの☆くんは、
という記事で★くんとして紹介していた子でもあります。
☆くんはどんなに興味を持つものにも、まずいったんは拒絶してみて、
それから長い静かな時間を経ると、
心を切り替えて、「OK!]と快諾することがよくあるのです。
ペットボトルで作ったエレベーターに、
●くんがハムスターを乗せています。
次回に続きます。