虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

100玉そろばん(50玉)で 計算を教えるコツ

2008-03-10 13:34:14 | 記事のまとめ(リンク)
100玉そろばん(写真は100円ショップの50玉のものです。)で
計算をさせるとき
足し算や引き算をさせながら 玉を動かしていく…
のは 正統派の教え方ですね。
ただ これをいつまでも続けていると
いつまでも指を使って計算するのと同じで
そろばん頼りで いっこうに暗算できるようにならない場合が
あります。

こうした教具は 子どもの発達段階に合わせて
使い方を変化させていくことが大切です。

ふたつのそろばんを使って学ぶ

が スムーズにできるようになったら 
次のような学習の仕方はどうでしょう?

写真のように
8個の玉を動かした状態で

そろばんを触らずに 8+1 8+2 8+3…の答えを
言っていく練習をします。
8の形を見ながら 足す数を動かしたらどうなるのか
目だけで見ながら 答えるんです。
そうすることで 頭の中に
そろばんの玉をイメージする感覚が身についてきます。
難しすぎるときは 実際に動かして
確かめます。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔・・・ (なのたんぱぱ)
2008-03-10 16:06:15
僕もそろばんしてました~
そのころは頭の中にそろばんがあったんだけどなぁ^^;

やっぱり頭の中でそろばんの玉が動かせるようになると計算は早そうですね^^
ぜひやってみます。

赤ちゃんの為のドッツ教室も参加させてくださいね~
返信する
わかる。 (猫ピラフ)
2008-03-10 20:19:18
>ただ これをいつまでも続けていると
>いつまでも指を使って計算するのと同じで
>そろばん頼りで いっこうに暗算できるようにならない場合があります。

うちの学級の子どもたちがそうでした。
未だに指を使って計算する癖から抜け出せない子どもたちが多数います。

だから、私は100玉そろばん、大ッキライです。

日本のそろばんもそうですが、何より大事なことは「5のまとまり」を作ることです。
これが身につかないと、算数苦手な子どもは伸びません。

100玉にはその概念がないので、いつまでたっても、1の集合でしかないのです。
そりゃ、数えるのも大変だし、数え間違うのです。
返信する
なのたんぱぱさんへ (なおみ)
2008-03-11 18:44:32
コメントありがとうございます。計算が速くなるだけでなく、頭の中でいろんな概念をイメージしやすくなるんです。いろんな場面で子どもに頭を使わせるようにすると、頭の回転がとっても速くなるんですよ。
返信する
猫ピラフさんへ (なおみ)
2008-03-11 18:48:13
コメントありがとうございます。確かに100玉そろばんは、与え方を間違うと、計算が遅くなる原因になりそうですね。
うちの教室でも、そうならないように上手な利用を心がけています。
返信する

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