どしゃぶりのなか、絵本大好きクラブを開かせていただきました。
事前に、「台風や大雨の際はできるだけお休みしてください~」とお願いはしていたのですが、
欠席は一組だけで、通常通りわいわい賑やかに過ごしました。
レッスンには、「何にでも飛びつくけれどすぐ飽きてうろうろしがち」という3歳後半の★くんと
「絵本を聴くのは大好きだけど、知的な活動にじっくり関わるのは苦手」という4歳後半の●くんが
参加していました。
わたしが絵本を読み始めると、絵本の世界に引き込まれて集中して聞いていた★くんが、
唐突に他の絵本を見始めたり、別の活動をしにうろうろし始めたりしていました。
もともとその話に興味をしめさなかったのなら
そうした姿も理解できるのです。
でも夢中になってわくわくした表情で絵本を見ていたかと思うと
いきなり興味がプツンと途切れて別のことをしだす姿が少し気になりました。
また、理由をたずねる問いにはきちんと答えられる一方で、
会話や指示のなかで耳にする言葉は誤って聞き取って、
とんちんかんな返事をしても平気という姿がありました。
本人の性質もあるし、3歳後半くらいだと
言葉は聞こえても言われている内容をイメージするのが難しい子も
まだたくさんいるので
それほど心配はいらないのかもしれません。
ただ親御さんの働きかけ方を少し調整すると
本来この子が持っている子どもらしい強い好奇心や素直に世界を
味わう力が、さまざまな場面でもっと発揮されるようにも感じました。
次回に続きます。
(風で遊ぶ理科工作の絵本を見て、作品作り。
上の見本どおり作るつもりが
異なるつなぎ方をしてしまったようです。
作った後で、本人が「あれ、あっちと違うね」と言いながら
うちわであおいで、よろよろ転がる様子を喜んでいました。)