
今日は1歳7ヶ月になる☆くんの一ヶ月ぶりのレッスンでした。
教室に入るなり、先月と目の大きさと輝きがちがう…
☆くんのお母さんにそのことを告げると、
「そうなんです。今月は、ある日を境にパァッ~と
急激な変化があって…」というお話でした。
レッスンをはじめてみて、確かに☆くんの言葉の理解度も集中力も先月とは
雲泥の差なのがわかりました。
この時期の子は親御さんのちょっとした働きかけのちがいで、
まるで別人になったような進歩をとげることがよくあります。
例えば、こんな公園でのひとコマ。
少し大きな子が水道のじゃぐちをひねろう
としているとき、もう一人の子が水が出そうな位置で
バケツを持ってかまえています。
それを1歳くらいの子がじっと観察しています。
水が出た瞬間、喜びの声をあげます。
たった数分の出来事ですが、
その短い時間に、1歳の子は、
「何かをうまくやるには、狙いをさだめてじっと見ているとわかるな~うまくいくんだな~」と
いうことを悟ります。
こうした場面で、大人がさっと横から蛇口をひねってしまうと、
じゃぐちをひねろうとしていた子は手先を動きをコントロールする機会を
失いますし、
バケツを構えていた子は、水の性質に関する科学的な発見の機会を失います。
そして、1歳くらいの子は、
外の世界に対する学び方の姿勢が身に付きません。
こんなちょっとした大人のしぐさが、
子どもの日々の発達をまったくちがうものにさせてしまうのです。
花は太陽に向かって大きく花びらを広げて
よりたくさん日の光を浴びようとしています。
雨の日に外にバケツを出しておいても
バケツをさかさまにしておいたのでは、
雨がどんなにたくさん降っても、水は溜まりません。
日光の量や雨の量を気にするのではなくて、
花がちゃんと太陽の方を向いていること、
バケツをちゃんと水が受けれる向きにおいてあることこそ大事なんです。
赤ちゃんに何をインプットするか、
どれだけインプットするかよりも、
赤ちゃんが聞きたい!見たい!知りたい!
という心ではちきれそうになるように
大人が子どもの好奇心の先にあるものを
簡単に奪ってしまわないことが大切なのです。
☆くんはとにかく面白い動きをするものに
好奇心がそそられる様子でした。
そこで、あっという間にできる工作で
☆くんの好奇心を刺激するおもちゃを作りました。
ティッシュ箱をふたつに切り分けます。
ティッシュ箱には、つぶしやすいように、裏にミシン目が入っているものが
あります。そのミシン目を少しはずして、輪ゴムをひっかけテープでとめて、
分けた箱同士をつなぎます。
ひっぱるとゴムの力で箱がもとに戻ります。
☆くん、大興奮です!
このあと、☆くんとは、「不思議な動きをする虫」「本当に写真が出てくるカメラ」
「ポケモンがすべる」「輪ゴムで踊る紙コップ人形(お母さんに作り方を学んでもらいました)」「ブルドーザーのシャベル」「ブロックのミニカー発射台」「ロケットの発射台」
などをあっという間に作って、楽しんでもらいました。

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教室に入るなり、先月と目の大きさと輝きがちがう…

☆くんのお母さんにそのことを告げると、
「そうなんです。今月は、ある日を境にパァッ~と
急激な変化があって…」というお話でした。
レッスンをはじめてみて、確かに☆くんの言葉の理解度も集中力も先月とは
雲泥の差なのがわかりました。
この時期の子は親御さんのちょっとした働きかけのちがいで、
まるで別人になったような進歩をとげることがよくあります。
例えば、こんな公園でのひとコマ。
少し大きな子が水道のじゃぐちをひねろう
としているとき、もう一人の子が水が出そうな位置で
バケツを持ってかまえています。
それを1歳くらいの子がじっと観察しています。
水が出た瞬間、喜びの声をあげます。
たった数分の出来事ですが、
その短い時間に、1歳の子は、
「何かをうまくやるには、狙いをさだめてじっと見ているとわかるな~うまくいくんだな~」と
いうことを悟ります。
こうした場面で、大人がさっと横から蛇口をひねってしまうと、
じゃぐちをひねろうとしていた子は手先を動きをコントロールする機会を
失いますし、
バケツを構えていた子は、水の性質に関する科学的な発見の機会を失います。
そして、1歳くらいの子は、
外の世界に対する学び方の姿勢が身に付きません。
こんなちょっとした大人のしぐさが、
子どもの日々の発達をまったくちがうものにさせてしまうのです。
花は太陽に向かって大きく花びらを広げて
よりたくさん日の光を浴びようとしています。
雨の日に外にバケツを出しておいても
バケツをさかさまにしておいたのでは、
雨がどんなにたくさん降っても、水は溜まりません。
日光の量や雨の量を気にするのではなくて、
花がちゃんと太陽の方を向いていること、
バケツをちゃんと水が受けれる向きにおいてあることこそ大事なんです。
赤ちゃんに何をインプットするか、
どれだけインプットするかよりも、
赤ちゃんが聞きたい!見たい!知りたい!
という心ではちきれそうになるように
大人が子どもの好奇心の先にあるものを
簡単に奪ってしまわないことが大切なのです。
☆くんはとにかく面白い動きをするものに
好奇心がそそられる様子でした。
そこで、あっという間にできる工作で
☆くんの好奇心を刺激するおもちゃを作りました。
ティッシュ箱をふたつに切り分けます。
ティッシュ箱には、つぶしやすいように、裏にミシン目が入っているものが
あります。そのミシン目を少しはずして、輪ゴムをひっかけテープでとめて、
分けた箱同士をつなぎます。
ひっぱるとゴムの力で箱がもとに戻ります。
☆くん、大興奮です!
このあと、☆くんとは、「不思議な動きをする虫」「本当に写真が出てくるカメラ」
「ポケモンがすべる」「輪ゴムで踊る紙コップ人形(お母さんに作り方を学んでもらいました)」「ブルドーザーのシャベル」「ブロックのミニカー発射台」「ロケットの発射台」
などをあっという間に作って、楽しんでもらいました。

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本当に、働きかけもさることながら、「手を出さないこと」って大切なんですね。二人目にしてやっと、ぐっとこらえなくても手を出さずにいることができるようになってきました。
我が家には動くおもちゃがあまりないので、ティッシュ箱や紙コップでできるものを、さっそく作ってみようと思います。すぐに壊されそうですが…