虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

早期教育のメリットは? デメリットは? どこにどのような問題があるのでしょう 4

2013-02-05 20:51:06 | 幼児教育の基本

早期教育のメリットは? というタイトルつけておきながら

早期教育のデメリットについてばかり書いてきましたが、

わたしは早期教育反対派というわけではなく

0歳児や1歳児であっても知的な働きかけをすることは意味があるし、

子どもの潜在的な能力を大きく広げることにもつながると感じています。

 

ただ、「天才に育てたい」とばかりに

能力アップにつながるとされる方法

をあれもこれもと試すのは、

良い結果を生まないと思っています。

 

多種多様な良いと思われることをさせようと大人がはりきると、

場合によったら、その子の好みや個性や才能を軽視することにつながることがありますから。

 

また「何が好きなのか何がやりたいのかわからない」

「ひとつのことにしっかりコミットメントできない」

「自分がよくわからない」という子どもの状態を作ることも。

 

本来すばらしい体験になるはずのものも、

知的な能力を向上させる目的で与えたとたん

表面的な浅いものに変質させてしまうことだってあるのです。

 

また親が次々与えるために、飢餓感がなくなって、

知的なものを強く求める気持ちや

意欲やモチベーションが育たなくなることも多々あります。

 

早期教育のメリットとデメリットについては、

チビダス

というサイトにわかりやすくまとめられています。

 

自分が知りたい情報だけ見て終わりとせずに、メリットにもデメリットにもよく目を通した上で、

目の前のわが子にどんな環境や体験を用意してあげるのか

考えていくといいのかもしれません。

 

 

 


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