『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』(十勝むつみのクリニック院長 精神科医 長沼睦雄 )
によると、感覚刺激に対する過敏性を持った「HSP」(非常にセンシティブな人)と
自閉症や多動症という発達障害と呼ばれてきた人々(現在は社会の中で生活できる人も多いことが判明したため
神経発達症群と呼ばれるようになったそうです)
はとても似ているところがあるそうです。
不安が強く敏感すぎるHSPは自閉症に、
好奇心旺盛で新しいもの好きのHSS(遺伝的な気質のひとつで、新しくて強い刺激や激しい刺激を求める
タイプで、HSPであり、HSSでもあるという人はけっこういるそうです)
平面が苦手で立体に強い学習症は、HSP・HSSに似ているところがあるそうです。
発達障害(神経発達症)もHSPやHSSも
生まれ持った神経の特性で、生まれた後の影響を強く受け、客観視が弱く、
主観的なものの見方が強く、対人関係やコミュニケーションに弱さを持つところが共通しているのだとか。
でも、明らかに違うところもあるそうです。
それは共感性をつかさどるミラーニューロンシステムの働きや感情や感覚に使われ方が、HSPでは強く、自閉症で弱いことだそうです。
さまざまな神経ネットワークの結びつきがHSPでは強く、自閉症で弱いことが予想されるそうです。(HSPと発達障害を合併しているような子もいるそう)
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ほとんど引用ばかりの文章で申し訳わけありません。
関心がある方はぜひ先に紹介した著書を手にとってみてくださいね。