の記事で、春休みの算数クラブのために、
『おにごっこ将棋』という初めて将棋をする子が将棋に親しめるようなルールを
考えてみたことを書きました。
春休みの算数クラブで、いくつかのグループがこの遊びに挑戦してくれたので、
その様子を紹介します。
『おにごっこ将棋』は、駒の進み方を覚える根気がないために
本格的な将棋をすることができない子たちにちょうどいいルールでした。
最初は、「将棋、難しそう」とか「面白くなさそう」と言っていた子も
「一つの駒の動きさえ覚えたら王様を追いかけ回すことができる」という
面白さに夢中になって、
「これはどうやって動くの?」「これは?」と新しい駒の動きを覚えるのに熱心でした。
人気の駒は『飛車』と『角』でした。
何度か試合をするうちに、王をしとめるときに役立つと気づいて
『金』と『銀』を選ぶようになる子らが結構いました。