虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

やる気と本気のスイッチが入るもと それぞれ 

2018-05-30 20:18:36 | 通常レッスン

自分の書いた本が虹色教室内でベストセラーになっていると聞いて、

物書き魂に火がついた小3のAちゃん。

前回のレッスンでは、ベストセラー書の続編を書くために、

帰り支度をする数分の間も惜しんで書いていました。

1冊目よりも長い話にしたかったらしく、家に持ち帰って続きを書くことにし、

今回、仕上げて持ってきてくれました。

と、さっそく同じグループの子らの間で回し読みが始まりました。

それを見て、俄然やる気が出たAちゃん。3冊目を書く決意を固めて、

本にする紙の束を持って帰りました。

 

教室では本の他にマンガ雑誌も作っています。

なめこ図鑑 と 虹色教室の月刊マンガ雑誌

マンガ雑誌の編集会議に寄せられたマンガ原稿

 

カセット付き絵本と音読教材も作っていますよ。

旅のスクラップブックと音読教材 1

旅のスクラップブックと音読教材 2

 

やる気と本気のスイッチが入るもとは、人それぞれですよね。

子どもも同じです。

何がモチベーションになるか、ひとりひとりの子の違いは見ていて面白いです。

将来もきっと、そうしたやる気と意欲のもとが、

仕事や日々の暮らしをいきいきさせてくれるのでしょうね。

 

わたしにしても、今、心から楽しいと思えるものはどれも、

子どもの頃にワクワクした体験と根っこのモチベーションはいっしょですし、

うちの子らにしても、赤ちゃん時代も二十歳を過ぎた今も

やる気を本気スイッチが入るもとは、変わってないな~と感じます。

 

百人一首をした時のこと。

勝ち負けのあるゲームに参加をするのをしぶるAちゃんは、札を読む役を買ってでました。

98枚の札(2枚なくなっています)を全て読み切ったAちゃん。

「負けるんじゃないか」「上手くできないんじゃないか」と思うと

すること自体にしりごみしがちなAちゃんですが、実際、実力があるし、

やり始めたことを根気よく続けていくエネルギーは誰にも負けないのです。

長距離走を完走しきったような興奮の後で、

算数の学習では、他の子らが手を着けなかった問題を力技で解き切りました。

 

 


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