自分の書いた本が虹色教室内でベストセラーになっていると聞いて、
物書き魂に火がついた小3のAちゃん。
前回のレッスンでは、ベストセラー書の続編を書くために、
帰り支度をする数分の間も惜しんで書いていました。
1冊目よりも長い話にしたかったらしく、家に持ち帰って続きを書くことにし、
今回、仕上げて持ってきてくれました。
と、さっそく同じグループの子らの間で回し読みが始まりました。
それを見て、俄然やる気が出たAちゃん。3冊目を書く決意を固めて、
本にする紙の束を持って帰りました。
教室では本の他にマンガ雑誌も作っています。
カセット付き絵本と音読教材も作っていますよ。
やる気と本気のスイッチが入るもとは、人それぞれですよね。
子どもも同じです。
何がモチベーションになるか、ひとりひとりの子の違いは見ていて面白いです。
将来もきっと、そうしたやる気と意欲のもとが、
仕事や日々の暮らしをいきいきさせてくれるのでしょうね。
わたしにしても、今、心から楽しいと思えるものはどれも、
子どもの頃にワクワクした体験と根っこのモチベーションはいっしょですし、
うちの子らにしても、赤ちゃん時代も二十歳を過ぎた今も
やる気を本気スイッチが入るもとは、変わってないな~と感じます。
百人一首をした時のこと。
勝ち負けのあるゲームに参加をするのをしぶるAちゃんは、札を読む役を買ってでました。
98枚の札(2枚なくなっています)を全て読み切ったAちゃん。
「負けるんじゃないか」「上手くできないんじゃないか」と思うと
すること自体にしりごみしがちなAちゃんですが、実際、実力があるし、
やり始めたことを根気よく続けていくエネルギーは誰にも負けないのです。
長距離走を完走しきったような興奮の後で、
算数の学習では、他の子らが手を着けなかった問題を力技で解き切りました。