嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

シートを考える

2004-10-20 21:31:49 | 
dsc00003シートは重要なパーツである。クルマの印象を決定してしまう場合すらある。やったらタイトなサイドサポートにあこがれる時期もあるのだが、1台ですべてまかなわなきゃならない境遇の場合にはそうもいってられない。コンビニの乗り降りでサイドサポートに負担かかりまくり。6ヶ月でサポートの部分がうっすらとほつれてくる。レザーシートならば塗装が薄くなってきて、んま1年でオダブツである(´・ω・`)

4輪のグリップをはじめ、クルマの挙動はすべーてシートを通して伝わってくる。その情報が欲しければポジション合わせがすべてなのだが、これについてはドラテク本でも読んでください。今日のこの記事のテーマは「いかにホールドされるか」、です。ドイツとフランスのクルマのシートに関してはある意味「定評がある」ので、それを前提に最初の印象が刷り込まれてしまっている場合があるが、最近のは違う。ドイツものにもフカフカがあるし、フレンチだってバリバリに表面が張り詰めてるのが存在する。要は研究開発がこの分野でも煮詰まってきて、互いに似たレベルでよくできたものがどんどんリリースされるようになった、ということである。

んが、ヒョーロンカのみなさまがやれこのクルマのシイトはこうだ、あれのシイトはどうだ、とおっしゃる。が、なもの個人の好みでしかない。彼等のドラポジが正しいという保証もどこにもない。連中はキホンテキにはプラス評価しかしない、いやできないのだ。でないと食えないものね(´・ω・`)個人の体型も関係してくるだろうし、好みも反映される。そう、彼等がエラソーに書いてるのはたんに台数乗ったことがあるシロートさんの「印象記」でしかない。まどわされてはいけない。

よいシートとはなにか、調整代が多いシートである。と申し上げる。
…なに?レカロのバケットに換えたぁ~?…あなたそれ調整代ありませんからあ~(爆死)。自分で調整代減らしてどうするんすかぁああ~(´・ω・`)レカロのバケットが自分の体に合う、なんてありえません…ただのやせガマン~斬りっ(ギター侍)
極端ではあるが、履く靴が違えばポジション違ってあたりまえ。セーター着てるかポロシャツ着てるかでもポジションは違うのが普通である。

座面の固さは好みの問題だ。きょうびクルマのキャラにあったものが張られているのは当然である。なもの、モンダイにしてみても始まらん。そうではなく、いかにドライバにシートが合わせてくるか、これである。それにはノッチつきのあれ、ではダメだ。リクラインはダイヤルに限る(これも少なくなってきましたよ)。それ以上に大切なのは座面の高さ調整である。ここさえ無段階に、それも前後別々の調整となっていれば…できればモータで無段階に調整可能、…こりゃ無敵である。ほとんどパーフェクトフィットが得られる!フェラーリ追いまわそうか、という気持ちになる(キモチだけね)

と、こうやってまとめてきて、はたして該当するシートなんてあるのか…ある!カタログの最上級バージョンのフル電動パワアシイト、狙うはこれである(爆)あとは空冷時代の911純正シート、ただし新品定価100マソですがね。これはっきりいって世界一です(きつぱり)。オークションだと2マソ@相場(爆死)。TTにつかないかと本気で検討中…

え、TT純正?まあ小ぶりでカッコはいいわな(爆)