嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

TT3・2ドライビングマニュアル第19章 ブレーキシステムの暖気

2005-11-07 22:04:43 | オンロードでの出来事
DSC0901いよいよ秋が深まってまいりますたね。信州といってもわたしの住んでおります地域は冷え方こそ殺人的ですが、低温の割りに降水降雪量は関東平野並み。東京で晴れ、の時には大抵晴れているというのが冬の天気です。ほんの40kほども北上してしまいますととたんに日本海側の気候に支配されてしまい毎日雪かきという地獄の日々となるんですが、ここらあたりは氷の心配だけしていればよい。そんな気候です。明日からはこの秋イチバンのやつがなだれ込んでいよいよ氷点下逝くか、っつうくらいに冷えるとの脅迫、や予報。ああ、いやだなあ、って寒さは別にいいんです。空気が澄んでサワヤカなのは好きですから・・・暖房につかう灯油の心配ですよ(爆死)。

さて、気温が低いのはクルマの走りにはよい。空気の密度が上がって充填効率も上がるし、なんといってもドイツ本国に近い気温はクルマには優しい。先日トクイチオートでのリフレッシュを受けた私のTTなのですが、なんと整備中にブレーキパッドに亀裂が発見されて(!)、交換となりました。パッド自体はは十分に残っており、フツーに使えば4~5マソは楽勝だっただろうに・・・とのことでしたが、これも実は熱履歴を急に与えすぎたせいのようです。フェードも記憶にある限りでは5、6回は経験しておりますし、軽いフェードでしたらそれこそ数えていられないくらいなものでしたが、むしろそいう限界的な状況ではなく、日常的な使用方法に問題あり、とのご指摘をいただきました。いうまでもなくウォームアップ不足です。キーワードは「徐々に」、これです。ううむ、思いのほか暖まりにくいものですねえ>クルマ(爆)。このイメージのみ先行する私の暖気方法でいままでにどれだけ資源の無駄遣いをしてきたことか・・・タイアしかり、今回のパッドしかり・・・反省の毎日ですが、これもまた修行(爆)?

エンジン、タイア、ミッション、ブレーキ・・・とそれぞれ意識して温めてやることで各部分を「徐々に」均一な温度に持ってゆく・・・ううむ、奥が深いぜ>ウォームアップ・・・ってヘタすると帰宅するまで暖気モードだったりも(爆)