嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

デジカメの機種変更に備えておく-5 ぶれそうになったところでリセットしておく

2013-07-27 20:43:47 | 今日の逸品
Leica_cl

ドカーン!私のカメラのメートル原器はこれ!さよう、ライカCLでございます。

これのミノルタ版がライツミノルタ CL。さらにそのあと、拡販をねらってリリースされた、AEモードを備えたバージョンがCLEというやつ。

このCLEは5年ほど所有いたしましたが、当時(20年ほど以前のことです)ですら、修理が怪しくなってきている、といわれたので(修理不能で、交換のみ対応の電子部品多用のせいです)、私の所有した最後から3番目のフィルムカメラとなりますた。ものすごい高値で売れていった記憶がございます(とほひめ)。あの代金はなにに消えたんだっけかな(ばか)?

小型ながらライカである、というのは大きかった。なんといってもアコガレのブランドですし、撮った写真もそれはそれは(ド下手ですたがなにか)。

振り返ってみますと、ライカ、という、いわば雲上ブランドが比較的身近だった、ミノルタという入り口を得て、大衆に近寄ったかに見せたあたりが伝説の起源だと思われます。
壊れても、ミノルタが絡んでいるのだったらなんとかなるだろう、という島国根性もあったか(爆)。

持ち歩くのが嬉しいのは、子供のおもちゃと一緒ですが、表立って主張しすぎないあたりが非常にオトナに思えて、異常に気に入っておりました。それにしてもケースはじめ、周辺のアクセサリー類も珍しいくらいに統一したトーンで、非常に落ち着いており、元祖オトナのプロダクツと呼びたいくらいでございます。ただのMコンプレックスという見方も出来ますけどね(爆)。

で、Nikon 1の投げ売りを目の当たりにするにつけ、非常にブレるわけです(爆)。

よい製品なのはいうまでもない。けれど、ここまで安くなったんぢゃ、もうね、CPのカタマリ。なんかお里が知れる、というかね。
デザインも申し分ないし、スペックも凄い。が、買っても、けして嬉しくはないので、結局、TX1と一緒のカテゴリー。つまり道具扱いを免れない(完全意味明瞭)。
こんかいの「デジカメさがしの旅(ばっかぢゃねえの)」では、じつはここが大切。

また、お得なズームレンズセットに手を出してしまったのでは、それこそいらないものまで押し付けられている格好で、さらにダメ!!オサレとはいいがたい(爆)!

ぢゃ、レンズを単焦点にして交換レンズなんて買わなけりゃあいいぢゃないか、となるわけですが、そこはそれ。
買ったが最後、フルセット揃うまであがくにきまってるでしょう(ばか)。
プレミヤムの意味合いを噛み締める瞬間でございます(おおばかと呼んでください)。

成熟したこのマーケットではいまや、なに買っても大失敗、というのは有り得ない。それだけにチョイスもそれなりにこだわって限定してやらないとお買い物が非常につまらないわけ。
せっかく大枚ははたくんだから、自己満全開で逝きましょう、というわけでございますよ!

多少高価でもやはりヲジサンが持ち歩いてうれしいものを、というのがこんかいのコンセプト。
で、そんなときにしみじみ思い出すのが、ライツミノルタなわけっすよ!

小さいながら存在感抜群。どこへ連れていってもジマンしたくなる(メーワクだから)、ってそんなプロダクツ。
そう、ライカを忘れてはなりませぬ!

というわけで、いよいよストーリーは核心に迫ります(爆)。以下次号





デジカメの機種変更に備えておく-4  Nikon1

2013-07-27 16:57:39 | 今日の逸品
Nikon_01_lコンパクトデジカメ、というくくりからは離れて、レンズ交換が可能となるミラーレス一眼のカテゴリーでも、まさに群雄割拠。

そんななかでもNikon 1は特にスタイリッシュで、キムタクのCMからも容易に想像できる通り、いま全盛の「カメラ女子」狙い撃ちのモデルと思われます。

たしかにかつてないボディカラーのチョイスをはじめ、小さめなボディサイズはカメラ女子の手のひらになじむことでしょうて(爆)、の割にスペックは最先端。

しかも実勢価格がすばらしい!発売当初はズームレンズ2本(!)装備のキットで8万円弱、というところだったのが、いま調べましたら、同条件のセットがなんと3万円台前半(驚愕)!

モデル末期にあたっているのかもしれませんが、とにかく驚きの安さ、というかほとんど「投げ売り」レベルでっせ(爆)。
ズームレンズ、しかもあのNikonの純正2本つきが、ですよ(絶句)。まさに青物野菜のように、鮮度が落ちたものはソクセール、という運命を辿るのがデジタルプロダクツの宿命とみた。しっかしこんなことでよいのか悪いのか?
こだわって選ぶ気も失せる、てなもんすよ、ほんとに。まあね、値段で選ぶわけぢゃなんだけど、あんまり安すぎても大事に出来ないかも、と(爆)。それでもけして安物には見えない、というあたりがさすがに天下のNikonブランドのご威光というやつですね。

こうなりゃあ。単焦点、プレミヤムコンパクトなどにこだわる意味もほとんど薄れかけて、となりそうになりますが(爆)。さてどうする>自分?

シリーズはまだまだ続きます。




Nikon12





地元のラズベリー

2013-07-27 16:14:52 | 食・レシピ
Dsc08231

ご覧ください、本物の(爆)ラズベリーピンクでございます。地元の野菜売り場ではまったく珍しくはないです。極普通に売られています。パック一杯で300円でございました。

おいまつえんではまずは朝のヨーグルトに添える他に、パンケーキに入れて焼き上げたり、ラズベリーソースに仕立て上げて、白桃のコンポートにまぶしてビンクの桃に仕立てたりいたします。フォンドボーと一緒にソースにして、お肉に添えることもございます。

ご予約、お待ちしております。

おいまつえん

0267-62-0251

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp



デジカメの機種変更に備えておく-3 FUJI X100

2013-07-27 16:03:16 | 今日の逸品
Fujix100

2012カメラマンオブザイヤー(名称記憶不確実)だったかなんだか、とにかく賞をとっている話題のモデル。
FUJIとくればご存知FUJI FILMで一世を風靡したメーカーですが、フィルムの需要が急速になくなる世の中に急速に移行する中、見事に業態転換に成功して、奇跡の回復を成し遂げたものすごいメーカー。

しかもこのX100なるモデルがまたすばらしい!メタル製のトップにこれぞカメラ、という外観を持ちながらも、中身は最新型の大型センサーを備えた最先端デジカメ、というあたりが凄い。お値段も実勢価格128000円、とそれなりですが、このレンジでは内容からして、むしろリーズナブルか。

レトロな感じとハイテクの融合にシビレて、というのでしたら逝きやすいモデルなのはマチガイないのですが、中身デジカメのくせに、とことんフィルムカメラの意匠をまとってしまったあたりが私には今ひとつでございますた。

私の場合、デジカメにはファインダーいらない、というのが持論でして、X100ではこのファインダーにも実はものすごいハイブリッド技術が投入されているのですが、フィルムカメラへのオマージュに終始したあたりで、今回のチョイスでは却下でございます。それにしてもものすごい仕上がりです。

どうです?このまま1950年代の中古カメラと一緒にウインドウに並べられていても、まったく違和感のない外観。
コンセプトはすごいし、デキも文句つけられない、のですが、このライカコンプレックスな意匠がねえ~、と勝手なことをほざきつつさらに次号。

嗚呼~、現代のデジカメチョイスは本当に楽しいっす。




あのピンクラが本当に発売されるらしい

2013-07-27 15:42:16 | 
Pinkrown

いやはや、発表当初に話題だったピンク色のクラウン、通称ピンクラ(爆)がいよいよ9月から一ヶ月の期間限定で発売されるらしいですね。

ううむ、楽しげ、といいたいところですが、意外なのは認めるとして、いったい似合うのかどうなのかははなはだギモン。
ポップな色に塗るからにはそれなりの内容でないとなあ、と。痛車方面のベースにはぴったりですし、それこそ屋根切り飛ばして、マフラーだけ直棺に換装してやれば、まんま初日の出暴走2014に出走可能で、ヒーローあつかいはマチガイない!

内装はなんとテリー伊藤デザインで、白ベースだというからそれでも期待が高まります。

ゆいいつ、2.5のアスリートになんか塗らずに、トムズでセンチュリーのV12を600hp程度にチューンして叩き込んでおいて、天井までのフルレザーインテリアに、特別ボディ。

フロント25cm、リア30cmのオーバーフェンダー(通称バーフェン)装備でリアトランクにはランチアテーマ8-32ばりの格納式リアスポイラー、ただし、伊勢神宮の鳥居を模した、職人さん手作りで署名入りの白木スペシャルとして、お値段2000万円前後。発売はせいぜい25台限定くらいにしておいてほしかったっす(ばかにしてるのか)。

と、話題を提供してくださるクラウンですが、このピンク系の塗色には、20年も前にすでに前例がございます。

Kanojyonocarrera

93年まであったポルシェ964にはルビーストーンレッドなる塗色が純正でカタログに載っておりました。たしかスペシャルカラーなので450000円のオプション。
エキセントリックの極み、といってよいゲテ物に見える色ながら、結構な人気だったようで、いまだにこの色に塗られたRSなんかが高価なまま流通していたりしてたまげます。一時期、はやってしまって、やはり初日の出暴走方面で、各モデルに塗られたキヲクが(爆)。

これも終わってみれば、すでに忘れ去られている位なもので、オーナーさんはいざ知らず、端を通り過ぎても、おお、懐かしいなあ、こんなミョーなのあったねえ~。という程度で終わってしまう。慣れとは恐ろしいものです、ほんと。

このルビーストーンの実物は実は意外にも落ち着いていて、文字で表現すると沈んだ赤ムラサキ、という感じでございますた。ほんと、これなら何とかなる、という印象(ならないから)。

この964にはじつは素っ頓狂な色が目白押しで、シグナルグリーンと呼ばれるカエル色や、このルビーストーンとよく勘違いされるんだけどさらにド派手なラズベリーピンクという大本命があって、本当に楽しかった。ポルシェは一度車体に塗ったことのある色、というのはどれでも再現が可能で、新車をオーターする際にいつでも受け付けますよ、というのがポリシー、ただしカネさえ払えばね、と(爆)。





デジカメの機種変更に備えておく-2 Cyber Shot TX30

2013-07-27 11:39:35 | 今日の逸品
Dsctx30_s

現在私が使っているのはシリーズ名DSCーTX1というやつなのですが、調べますと、いまだにこれの進化板が販売されております。カタログ名=TX30。
このシリーズの原型といってよいモデルの発表からは10年以上が経過しているわけですから、モデルチェンジが激しいなんてえもんぢゃない、この世界では奇跡に近い、といってよいのではないでしょうか?
それだけに完成度も当初からかなり高く、マイナーチェンジごとに着実に進化していったのも看てとれます。

デザインもご覧のようなキープコンセプトで非常に使いやすそう。頑丈な造りなのは7年間の使用歴で体験済み(汗)まったく心配ないところですが、さらにこのモデルから従来のSONY謹製のメモリースティックに加えて、一般的なSDやSDHX対応となっているのは大きい!
大容量、高速転送の記録メディアが非常に安く手に入るわけです。もちろん量産効果でしょうが、連綿と自前のメモリースティックで商売してきたSONYなだけに、大きな経営判断だったことでしょうなあ~。
背後のディスプレイも限界まで拡大されて、いまや3.3in! ボディ背面ぜんぶディスプレイといってよい広さ。

常識的に考えますと、こいつを選んでおけば今後短くても5年は、なんの心配もなく快適なデジカメライフが、となるわけですが、それだとつまらない(爆)。デジカメの買い替えはまあ5年に一度の一大イベントですからね。

個人的には、現在手元にあるやつを、使える限り残しつつ、いざ故障などでダウンしたらTX30に移行。
なんといっても使い慣れてるし、起動の速さはいまだにこいつがぴか一。レンズの鏡胴がせり出してくるやつが主流のコンデジの世界では秀逸なデザインといってよい。

一方で、単なる「記録」ではない「作品(だいじょうぶなのかよ)」あるいは「作画のヨロコビ」に浸れるデジカメをゲットする、というのが私の作戦でございます。つまり今後は2台持ち。

幸い、市場には、70年代にあったカメラブームに匹敵するか、むしろ上回るイキオイの新製品ラッシュがやってきており、チョイスは楽しいことこの上ない。ミラーレスから始まって、一眼レフもこれでもか。ですが、私の好みは小さいやつ。持つヨロコビ満載のプレミヤムコンパクトデジカメの世界に絞って選んでみるといたしましょう!

シリーズはさらに続く。