ドカーン!私のカメラのメートル原器はこれ!さよう、ライカCLでございます。
これのミノルタ版がライツミノルタ CL。さらにそのあと、拡販をねらってリリースされた、AEモードを備えたバージョンがCLEというやつ。
このCLEは5年ほど所有いたしましたが、当時(20年ほど以前のことです)ですら、修理が怪しくなってきている、といわれたので(修理不能で、交換のみ対応の電子部品多用のせいです)、私の所有した最後から3番目のフィルムカメラとなりますた。ものすごい高値で売れていった記憶がございます(とほひめ)。あの代金はなにに消えたんだっけかな(ばか)?
小型ながらライカである、というのは大きかった。なんといってもアコガレのブランドですし、撮った写真もそれはそれは(ド下手ですたがなにか)。
振り返ってみますと、ライカ、という、いわば雲上ブランドが比較的身近だった、ミノルタという入り口を得て、大衆に近寄ったかに見せたあたりが伝説の起源だと思われます。
壊れても、ミノルタが絡んでいるのだったらなんとかなるだろう、という島国根性もあったか(爆)。
持ち歩くのが嬉しいのは、子供のおもちゃと一緒ですが、表立って主張しすぎないあたりが非常にオトナに思えて、異常に気に入っておりました。それにしてもケースはじめ、周辺のアクセサリー類も珍しいくらいに統一したトーンで、非常に落ち着いており、元祖オトナのプロダクツと呼びたいくらいでございます。ただのMコンプレックスという見方も出来ますけどね(爆)。
で、Nikon 1の投げ売りを目の当たりにするにつけ、非常にブレるわけです(爆)。
よい製品なのはいうまでもない。けれど、ここまで安くなったんぢゃ、もうね、CPのカタマリ。なんかお里が知れる、というかね。
デザインも申し分ないし、スペックも凄い。が、買っても、けして嬉しくはないので、結局、TX1と一緒のカテゴリー。つまり道具扱いを免れない(完全意味明瞭)。
こんかいの「デジカメさがしの旅(ばっかぢゃねえの)」では、じつはここが大切。
また、お得なズームレンズセットに手を出してしまったのでは、それこそいらないものまで押し付けられている格好で、さらにダメ!!オサレとはいいがたい(爆)!
ぢゃ、レンズを単焦点にして交換レンズなんて買わなけりゃあいいぢゃないか、となるわけですが、そこはそれ。
買ったが最後、フルセット揃うまであがくにきまってるでしょう(ばか)。
プレミヤムの意味合いを噛み締める瞬間でございます(おおばかと呼んでください)。
成熟したこのマーケットではいまや、なに買っても大失敗、というのは有り得ない。それだけにチョイスもそれなりにこだわって限定してやらないとお買い物が非常につまらないわけ。
せっかく大枚ははたくんだから、自己満全開で逝きましょう、というわけでございますよ!
多少高価でもやはりヲジサンが持ち歩いてうれしいものを、というのがこんかいのコンセプト。
で、そんなときにしみじみ思い出すのが、ライツミノルタなわけっすよ!
小さいながら存在感抜群。どこへ連れていってもジマンしたくなる(メーワクだから)、ってそんなプロダクツ。
そう、ライカを忘れてはなりませぬ!
というわけで、いよいよストーリーは核心に迫ります(爆)。以下次号