キタ(・∀・)コレ!!
VWファンならばとうにご存知、現行VWのデザインを仕切っておられる、ヴァルターダシルヴァのM9-Pチタンでございます!
近年、ライカも変貌しているようで、このモデルでは細部のパーツまでがシルヴァさんの手でリファインされていて、驚きます。
以前のライカにも、トカゲの皮を巻く、程度のリファインは普通にありましたが、パーツのデザインをいぢるのはおそらくこれが最初。昭和の頃だったら有り得ない。
さらに、ジャーマンプロダクツをイタリア人がいぢくるなんざ、第2次世界大戦前には考えられなかった(爆)。
ライカのMはまあ、プロフェッショナルユーズが前提。趣味で買うのもまたよし、なのでしょうが、日常使いですととんでもなく気を遣いそうでコワい。特にこのような超レアーなコラボモデルではそうなるでしょうなあ(とほひめ)。というのもじつはもうとっくに過去のお話。
M9にはこの他にもエルメスが細部の仕上げを請け負ったうえに、お得意のバッグまで装備しちゃったエディションエルメスなんてえのもあるし、ボディに各色のレザーを貼れるプログラムなどもあったりして、たまげます。
これはおそらく経営再建に挑んで、失敗。現在は撤退してしまったエルメス資本の置き土産でしょうが、撤退したからこそ、なおさら貴重(爆)。あのエルメスの資本参加以降、こうして製品の雰囲気が変わり始めた気がいたします。
このあたり、まことにヨーロッパ的。
それにしてもこのM9-P、お値段も訊いて驚け、の2380000円。
まあ、考えてみればポロ一台分ですからして、そんなに驚くこともないのか(あるある)。ダシルヴァにとっちゃあ、売り上げの数字そのものはクルマ一台分(違)。それにしてもM9の一連のシリーズはなんだかハデ。プレミヤム感がすごい!以前のライカにあった、プロっぽいニホヒが影を潜めて、セレブ臭プンプン。それこそバーキンの中に忍ばせて、というのがよく似合う感じ。
以前のライカは家一軒分の値札をぶら下げている、と揶揄されたものですが、クルマ一台分、ということはだいぶ庶民の手元に降りてきた?
でもさ、クルマ一台分、ということは買い替えを一回ガマンすればいいってことぢゃありませんか(完全違)?
特にトクイチオートのような整備を施している個体だったら、ゆうにクルマ2世代ぶんの寿命を授けられてしまうわけですからして、満更、現実味を帯びないわけではない、と、書くのは簡単ながら(汗)。私の予算はこいつの10分の1にも満たない、ときたもんだ。
以下さらに次号。
</object>
YouTube: The Making of the Leica M9-P ?Edition Hermès? -- Série Limitée Jean-Louis Dumas