黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

マークシート方式に四苦八苦。

2008-06-08 11:20:47 | Weblog
四谷大塚なる会社の「全国小学生一斉テスト」を実施。朝からかわいいチビッ子たちがテストに取り組んでいますが…マークシートの記入作業が大変です。
算数で、答が選択式。計算して答が「3」だったら「マークシート記入用紙の3」を塗ればよいというわけではありませんから。算数の答を選ぶということを理解するのは難しい。答が「280」になっても、用紙には280なんて数字は無いわけです。センター試験の受験生=高校3年生だってマークミスをするのだから、しかたないけど。試験官の腕章をきりりとつけて、M先生が説明に駆け回っていました。説明しても説明しても手を上げる。生徒たちも大変だろうけど、こういう作業を経験するのもいいか。
おうみ塾の場合、滋賀県の純粋ローカル塾ですから、「それ行け、やれ行け。○○算で解くか、□□算で解くか。こんなテクニックもマスターしましょう」なんていう手品や奇術のようなワザを仕込むということはありません。ゆっくり、じっくり。年がら年中せきたてるとロクなことにならんだろう。そう思いますが、こういうピリッとしたテストも良い刺激になりますよ。
テストに並行して実施した説明会。野田先生が立派な資料集を作ってくれました。しかもカラー印刷で50ページぐらいある。大きくは日本国の教育事情から、最後には滋賀県の最近の状況まで。野田先生、これは努力賞。OMIカップのメダルが残っていたら野田先生にあげましょう。
写真は、マークシートの記入法を優しく説明する試験監督M先生。何回も何回も、それでもていねいに説明していました。


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