黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

静かな木曜日。「嵐の前の静けさ」かなあ。

2009-01-15 13:05:39 | Weblog
天気予報が「雪です。大雪が降るのです」と言い立てるけれども、ちっとも降らない。朝、自転車でバキューンと市立図書館へ。雪がちらちらでした。図書館は年末年始が休館日で、そのため年末は貸出期間が長くなる。本の数の制限も大盤振る舞い。で、ドドーンと借りました。が、今回は「ハズレ」の本が多かった。岩井志麻子「タルドンネ」。彼女は岡山県出身の作家で、同郷。かなり広義の同郷。おまけに「タルドンネ」は韓国の言葉で、月の町。現実には、ずーっと山の上の方まで建っている旧・貧民街を指す言葉です。「おっ!面白そうじゃないか」と期待して借りたら、これがとんでもない本で、非常にこわい話だった。おおこわ。こわかったから数ページで中断す。
韓国の作家の本は、ブームにのって出版されたハズレ作品が多数。TVドラマや映画を後から小説にしたものがたくさんあって、だいたいはハズレです。蓮池薫さんが翻訳しているものは名作です。名作を発掘して、どんどん翻訳してください。
韓国が強引にハングル一本槍に変更したのは、誤りでしたね。日本と同様に漢字語が多い国だから、ハングルだけでは文学作品が弱くなるのじゃないか。夏目漱石や森鴎外、川端康成がひらがなだけで小説を書いたら…無理でしょう。韓国でも最近では「漢字復活を」という運動も行われているようです。
で、おうみ塾の理科は漢字にこだわっています。伝統的に、というか私個人が「理科の語句は正確に漢字で」と口を酸っぱくして言い続けています。ひらがなで「こうごうせい」とか「ろてん」とか「じょうりゅう」「さんかどう」と書かれても、どうにもピンと来ません。生徒諸君には「はじめは面倒でも、きちんと漢字で覚えなさい」と力説。現代の青少年も、理由をきちんと説明すればついてきてくれますよ。
今週末は私立中学の入試。そして大型の大学入試センター試験。雪景色は見たいけれども、この日だけは避けていただきたいものです。
石山教室に来て、お湯を沸かしてコーヒーを一杯。で、さぁ、仕事です。まずは予習から。かなり手強い教材もあるから、しっかりと予習しておかなければ。
写真は南郷教室の個別指導のようす。





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