黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

実りの秋。ヨイショッ♪

2012-10-27 14:41:31 | Weblog

ノーベル文学賞を受賞した中国の作家・莫言は「言うなかれ」という意味のペンネーム。朝日新聞には「ペンネームで中国での自分の困難な立場をウンヌン」との説明がありました。作品についている自伝では、子どもの頃から発言で失敗することが多かったので、と自己紹介をしていましたが、どんなものだろう。現在の中国の強圧的な状況では、これだけの文学を書くのも大変だろうと推察します。その一方では、莫言は旧・ソ連のソルジェニーツィンのような「圧政への抵抗の作家として闘う」というスタンスでもない。自由な外国から「もっと闘え」と勝手な論評をするのは間違っていますね。私は勝手に「現代中国の魯迅」と名付けておきましょう。面白い本が多いので、楽しみ。ただし、「ノーベル賞をもらったら以上終わり」ということにならねばよいがなあ、と心配もしています。
おうみ進学プラザの伝統のオリジナル教材「電話帳」(高校入試問題集)が間もなく登場。実は夏期講習会でも使用しているのですが、本格的にドッカーンと登場するのは秋から。昨日は瀬田教室で「今週の宿題はデンワチョウの北海道でーす」というのをやりました。早く前へと出て行くのは良いことです。電話帳はおうみ進学プラザの季語で、「いよいよ受験のシーズンが来るよ」ということです。がんばって取り組みましょう。
写真は「筋力で表現する豊かな実りの秋」のシリーズ。宮城県産の「ひとめぼれ」です。たくましい先生たちに、文字通りヒトメボレ。

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電話帳=全国高校入試問題の分厚いテキストが、いよいよ登場。

2012-10-27 09:47:55 | Weblog

中国の作家・莫言の小説「白い犬とブランコ」を読んで、感想文を。切り口が魯迅とそっくり。これは翻訳者が魯迅を意識したのかもしれませんが、でも似ているのじゃなかろうか。不思議な力強さ、ドロドロ感なども共通。面白いけれども、中国政府としては「わが国のノーベル賞作家の本だ」と大々的に自慢できない性質の小説でしょう。硬直した公式の歴史とは差異が大きい。
昨日は「秋の模擬授業大会・ベテラン部門」を開催。若い先生たちは「さすがですね。うまいです。圧倒されました」などと言っていますが、そこは若さで対抗。フレッシュさは貴重な武器ですよ。もちろん授業の構成や板書、指名、スピードとリズムなどなど技術も身につけていきましょう。
私は大学生の皆さんを迎えての会社説明会。若い社員よりもさらにフレッシュですが、さてさて実力は…。大学生の皆さんが深く頷いてくれるから、私の話が予定よりも長くなってしまいました。
写真は「米袋30kgの重量挙げ」に意外な苦戦をするフクイ君。そして模擬授業大会のようすです。太田先生は秋のムードで「電話帳」=全国高校入試問題集をPR。北は北海道から南は沖縄まで、全国の都道府県立高校の入試問題を集めて、おうみ進学プラザで製本した教材です。来週からバリバリ使いますよ。

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