黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

子どもの日を記念して、自転車で琵琶湖畔を走り回る男子中学生…いや、オジサンですが。

2020-05-05 19:20:43 | Weblog



【ご報告】おうみ進学プラザは、開講準備を始めました。まず7日から予備段階のウオーミングアップ開始。そして、滋賀県の状況と県知事さんの指示などを確認しながら休講から授業再開へ。
生徒の安全、地域の感染拡大防止ということもあるから、「はい、OKです」と単純明快にはいきません。
動画配信を柱にしたままで、そこへドリル、必要なアドバイスなどを付加していく。確認のためにテストも受けてもらう。学校の再開、本格的な授業の開始へと助走を始めよう。そういうプログラムを用意しました。ゆっくりと勉強のリズムを取り戻して、本格的な開講に備える。
感染防止の手順はそのまま厳しく。ご家庭での体温測定もお願いしなければ、と相談しています。
詳細はそれぞれの教室からお伝えします。
安倍首相から緊急事態宣言を延長するとの正式な発表。
これ、「まだ続くのか」という受け止め方が一般的ですが、よく聞いてみると朗報という要素があります。
専門家会議から「ピークアウトした」という説明が出てきました。中国からの第一波をしのいで、現在はヨーロッパから来た第二波を超えつつある。
問題は感染者の減少のスピードが期待していたよりも遅いこと。まだまだ油断できません。そういう内容でした。
今日(5月4日)の時点での世界の状況を確認。
 国名       感染者     死者
  アメリカ   1158000人    67700人
   イギリス   186600人    28000人
  フランス   167000人    24800人
  イタリア   210000人    28000人
  ドイツ    165000人     6800人
  日 本      15000人      536人
世界のマスコミが…日本のマスコミも含む…「ドイツのコロナ対策は模範的」「さすがにドイツは医療先進国だ」「日本はドイツを見習うべきだ」と言い立てますけど、ドイツの人口は8300万人で、日本よりもずっと少ない。それなのに感染者数、死者は日本の10倍ほどもあります。
アメリカの大手新聞が「日本のコロナ対策は中途半端で甘い。誤りだ」と報じていたけれども、はい、アメリカって他国の対策にアドバイスできる立場か!
「周囲を気にするという日本人の特性をコロナ対策に利用している」と、まるで日本が卑怯なような書き方でしたが、それは「他人に迷惑をかけないようにする」という日本人の行動パターンなのですよ。日本にケチをつけるヒマがあったら、まず足元のアメリカの状況をちゃんと報道しなさい!…と、アメリカの新聞に腹を立てた私です。
私、「日本は世界一の国である」主義者じゃないですよ。いい国で、日本に生まれてよかったなと思っていますが、欠点もたくさんある。
今回の新型コロナへの対応では、これは「日本、対コロナ戦争に鮮やかな勝利」という状況にもっていこうという進み方。そして、トンネルの出口の光がやっと見えてきた。日本人、みんな頑張って耐えました。
しかし、繰り返しになるけれども、ここで気を緩めてはならぬのです。
朝、晴れていた。
そして記念すべき「子供の日」である。じゃあ、もちろん自転車で出発!行先…無し。
まるで中学生男子ですが、「男という生物は、中学生男子のまま進化しないのだ」という法則を発見したから、これでいいのです。
滋賀県で暮らす幸せを感じつつ、川沿いをルンルンと走る…小さい自転車なので低速でした。
緑また緑。あちこちでウグイスが鳴いていました。すぐそばで鳴くのだけれども、姿はさすがに見えません。
麦畑。これは?大麦でした。
小麦はパン、うどん、パスタになります。
大麦はグルテン(たんぱく質の仲間)が無い。味噌や醤油、ビールの原料になります。
そして、ぼんやりと紫色の…マツバウンラン(松葉海蘭)の大きな群落がありました。まるで栽培したかのような見事な紫色のお花畑。琵琶湖周辺の春は、こんな状況でも鮮やかです。
写真は動画撮影に登場した樋口先生、加野先生、廣瀬先生。
鯉のぼりのシールで飾られた南草津教室で、星本センター長と横田先生。
ラストは真打の登場で、「麒麟がくる」のあたりを進む藤野先生。この日は一気に江戸時代の末期まで動画撮影をしたそうです。見るのが楽しみ。
動画の画面から琵琶湖畔へと朗々と響き渡る藤野節です。
  

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