黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

長い暗いトンネルですが、遠くの方に出口の光が。

2020-05-03 18:34:48 | Weblog

おうみ進学プラザは、休講中の生徒たちの学力をいかにして…緊急事態宣言が延長されることもあって、これは難問。
全国各地の状況、学習塾の取り組みなどを検討しています。
感染の拡大防止を最優先に、生徒たちのために何とか工夫できないものか。
今日は久しぶりにベテラン幹部が集まってミーティング。もちろんその前に体温を測って、手指を消毒しましたよ。窓も開けておきましたよ。
「早く授業をしたい!」、「動画配信を意外に…これは意外でした、実際に…ちゃんと見ています」、「やっぱり黒板を使わないと調子が出ないです」、「本当に学力をキープできているのか」などなど。
感染防止対策も点検。先生たちは「そこまでやりますか!」というレベルまで徹底しているようで、そこはすごいなあと。
動画を見るだけではない、しかし教室で生徒たちを集めてバキバキに授業をするのではない、そういう指導のデザインを考えました。
大型の塾の取り組みなども参考に、そこへ滋賀県の状況も…検討課題が多いです。
まもなく今後の指導の仕組みを御家庭にお伝えします。
ミーティングの後、古久保先生と樋口先生、真壁先生が具体的な手順を詳細に詰めているところです。
「長い長い、暗い暗いトンネルを走り続けている。しかし、ずっと向こうの方にはトンネルの出口の光が見え始めたのじゃないか」
そんな感じです、
まだまだ手を緩めずに、油断せずに、耐えて粘って、粘って耐える。
NHKで『レ・ミゼラブル』を連続放映。ヴィクトル・ユーゴーの名作ですよね。私、何回も読み返したなあ。青春の小説。
その後、高校の世界史でフランス史を勉強して、ヴィクトル・ユーゴーの人生も知って、うむ、フランス革命から後、激動のフランス史の嵐の中でこの小説を書いたのでした。
「自由、平等、博愛」というフランス革命の理想と、それが裏切られていく現実。「いや、しかし、それでも人間は…」という思想。
難を言えば、登場人物の人種構成に無理があるのじゃないか。アフリカ系の俳優が出演しています。違和感。
あの当時のフランスでアフリカ系の警察幹部というのは無理な起用だと思うけど。現代のフランスの人種構成の課題なのだろうか。ヨーロッパ諸国、そういう重い歴史と現実を背負っているのか。ドラマを作るにも複雑な国内事情があるのでしょうか。
ちゃんと本気で、おそらく費用もかなりかけて制作されているドラマで、ジャン・バルジャンも好演。
ラストがハッピーエンド…というか、未来への希望がもてる終わり方だったのを知っているけれども、途中の回ではハラハラする。かなり悲しい展開で、重い。
心配したり…どうなるか覚えていますけど…次の回を見るのがもったいないな、と思いつつ見ています。
amazonの古本で原作を買おうかな。しかし、中学生時代に読んだ時のように感動できるかどうか、そこは…。
いや、私は「男はいつまでたっても男子中学生のままである」という法則を発見したから、大丈夫か。読もうか、やめておこうか。
写真はおうみ進学プラザの近況。
青葉や花は南草津教室のあたり。ビル街にも雑草たちの小さな春。それぞれ頑張って咲いていますよ。生徒諸君、踏んではいけません。
藤野先生の動画撮影が順調に進んで、「麒麟がくる」の明智光秀が登場しました。あの時代を、藤野先生はどう論じるのか。これは楽しみです。

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