黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

ファクターXの正体は…。

2021-12-09 18:15:02 | Weblog


東京方面からお客様御一行様。偉い人、幹部の人でした。
社長室も応接間も無いので、教室で懇談す。
私、冬期講習会のオリジナル版テキストを持ち出して、自慢たらたら…お客様の用件とは関係なかったです。すみません。
おうみ進学プラザの「あっぱれタオル」も持ち出して、自慢を…はい。
「タオルの本場、愛媛県の今治市で作ってもらいましたー♪」
これもお客様とはほとんど関係ないことです。すみません。
大事な連絡など。わざわざ遠いところまで、ありがとうございました。
コロナ明けの冬へ、春へ、新年度へ…明けますように…頑張りますよ。御支援ください。そういう面談でありました。言ったからには本当に頑張らねば。

理化学研究所から心強い研究が出てきています。
なぜ日本ではアメリカやヨーロッパに比べて新型コロナの感染者が少ないのか。なぜあまり重症化しないのか。
山中伸弥教授たちが、何らかの科学的な原因があって、それを「ファクターX」と呼んでいたのですが、その研究です。
簡単に解説してくれているらしいけれども、まだ難しいですけどね。以下に理化学研究所のコメントを引用します。

人間には様々な種類の免疫機能があり、ウイルスが感染した細胞を殺傷する白血球の一種「キラーT細胞」もその一つです。
キラーT細胞は「エピトープ」と呼ばれるウイルスの特定の部分に反応して「敵」であると認識し、ウイルスを攻撃します。同時にウイルスを記憶して次に同じウイルスがやってきたときに、速やかに反応します。
理研で「風邪を引き起こす従来のコロナウイルス」と「新型コロナウイルス」のエピトープを調べたところ、「極めてよく似たエピトープ」があることがわかりました。
さらに、そのエピトープは日本人の6割近くが持つといわれるHLA-A24型によく結合することもわかりました。
HLAは細胞の表面にあって、様々な種類があり、免疫に深く関わっている物質です。このためHLA-A24型を持っている人は、新型コロナの抗体を持っていなくても、従来のコロナウイルスの記憶を持つキラーT細胞が速やかに活性化して新型コロナウイルスを攻撃するため、感染や重症化が防げたのではないかと理研では見ています。
ちなみに欧米ではHLA-A24型を持っている人は1割から2割だということです。
研究チームの藤井眞一郎リーダーは研究の成果について、
「日本の感染が少ない『ファクターX』の一部であるのは間違いないと考えている」
「今後、新たな変異株にも有効なワクチン開発などにつながる可能性がある」
と話しています。

私なりに読み解くと、
日本人の免疫機能は鍛えられた歴戦の勇士、ベテランであるから、新型コロナウイルスに対しても大活躍してくれるのだ。
そういうことではなかろうか。
これで「やったー。日本人は大丈夫だ♪」というわけじゃないですけど、元気が出る。
日本国と自治体、日本社会と日本人、感染防止を粘って粘って、まだまだ頑張れますよ。おぅ!

写真は勉強の秋キャンペーンから引き続いて冬期講習会・「反撃の冬」へと突っ走るおうみ進学プラザ。
オリジナル版テキストが完成して、「行くぞー!」と元気よく冬へ。
本社の玄関で、オリジナル版テキストを持って写真を撮影してもらいました。私、テキストの原稿作成で頑張ったので、本当に駆け出したい気分です。
印刷と製本、ありがとうございました。ちゃんとしたページに組み込んであって、よっし!と冬期講習会への勢いが。
そして授業のようすと、準備作業。
この時期は印刷物も次々に教室へ送り出されていきます。
反撃の冬は、春を引き寄せるパワフルな冬。



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