【読書の秋レポート】…と、もう冬でしたか。冬も読書で温かく過ごしましょう。
『ふらり旅 いい酒 いい肴』 太田和彦著,主婦の友社。
最初が岡山県の倉敷でした。よい景色、美味しい料理とお酒。この本を書くために全国を巡るとは、いい仕事だなあ。うらやましい。
滋賀県の長浜も登場しました。
今は第3巻で、仙台市。読んでいたら、無理矢理に仕事を作ってでも仙台へ行きたくなりました。行ったら「ブンヨコ」というレトロな街を訪ねて…。うむむ。次の仙台市への出張では、「ブンヨコ」へ。
『新版 日本国紀』 上,下。百田尚樹著,幻冬舎文庫。なんと、新聞で見て、購入す。
名作「永遠のゼロ」など、パワフルな作家です。
この人、かなり気合系の人だが、歴史の本なんか書いて大丈夫なのか、と心配しつつ。
意外にも冷静な筆運びで、クールに。
私の年代だと、太平洋戦争の反省の流れがものすごく強くて、歴史に負のオーラが。
教科書や授業では、日本の歴史や文化などを自慢しない、誇らない、ほめない。
「この時代には人々はひどい目にあっていて…」、「日本は悪いことを…」などと教えられています。大昔も、古代、奈良時代や平安時代についても反省する。
「縄文時代には人は平等だった。弥生時代に稲作が始まってから上下関係が生まれて、人が人を差別したり、戦ったりするようになったのです」とか。それを言うと、もう進歩に反対するしかないじゃないか。
縄文時代あたりまでは食糧生産ができなくて(三内丸山遺跡を見ると、ドングリの栽培やサケの漁が始まっていたらしいですけど)、要するに人間が丸ごと飢えに苦しみながら生存したり生存できなかったりしているわけで、それを「縄文時代までは平等で幸福な時代」と言うのは無茶じゃなかろうか。
百田氏の本はクールで面白いです。奇妙な遠慮が無い元気な歴史書。
ただし、近代現代へ来ると、かなり熱くなっておられまして…うむむ。
こういう見方もできるが、ここまで断言すると…パワフルな日本史。まあ教科書じゃないから、これでいいと思います。
本社でコツコツと教材作りを続けています。
かなり勉強しましたよ。解くだけではなくて、解説のメモを作らねば。関連することを調べて、それをメモとして書き込む。
「なぜだー???」という難問もあります。解けるか…ややっ…うむむ…やったー♪解けましたー。このあたり、生徒と同じです。
しかし、チームK(企画運営、広報、教材作成)は、難しい問題を選んだなあ。こんなにレベルの高い入試問題を使う県もあるのだなあ。感心&感動、驚きも。
こうしてかなり頑張って勉強している私です。偉いっ。
順調にどんどん進んで、それでもゴールはまだまだ先です。
新型コロナの変異株、来るな来るなと…アフリカのナミビアと、南米のペルーから日本へ。水際で阻止!
いきなり本土決戦みたいなことで、大変です。
変異株でも、オーソドックスな感染防止、地道な手洗いや検温、密を避けて換気徹底。これが一番効果があるそうです。
各地の教室と校舎、スタッフに連絡。
気を緩めるな。ウイルスにスキを見せてはいけませぬ。
12月になって寒い…が、換気を徹底。2カ所を(できれば対角線に)15~20㎝開けておきましょう。
不織布のマスクも引き続き。
デルタだろうが、オミクロンだろうが、負けないぞ。
滋賀県、感染者ゼロ行進です。このまま頑張りましょう。
まあ、もしもゼロが途切れても、それだけで何がどうということでもなく、大きな流れとして収束方向へ向かうように、地味に地道に。