連休中映画も見ました。『Vフォー・ヴェンデッタ (V FOR VENDETTA)』
です。
私の希望は、4日に都内に出るのでその時にクラッシュとか
グローバックマウンテンとか、プロデューサーズを見たかった
のですが、いまや映画というのはテレビで宣伝してからひと月も
するともうロードショウ館ではやっていないのです。
バブル後、映画館は一時減り続ける斜陽産業の代表のように
いわれていました。しかし、それは工場が都内や郊外から消え
るとその後にはショッピングモールが立ち、映画館もシネマ
コンプレックスというスタイルが現れるとスクリーン数だけは
増えていることになりました。
しかし、見たい映画とか話題の映画を見るには前より苦労が
伴うようになりました。それだけ作品の回転が激しいのとかかる
映画館の数が前ほど多くないのです。シネコンの映画もスクリーン
ごとに常に上映しているわけでなく、夜だけとか一回だけとか
そんなスタイルです。ですから、この映画もクラッシュや他の
アカデミー作品を見ようとしたのにやっていないのでしかた
なく見たという感じです。
新聞や週刊誌の評判もゴールデンウィーク前の紹介で一番
好意的でした。私はテレビのCMをみてなんだこれという
感じでした。マトリックスのスタッフが集結とかネット上では
マニアの人たちがかなり盛り上がっているようです。
何度も見たという人の話も聞きました。
私の感想としてはテーマがなんか古い感じで、ストーリーも
一時代古いと感じました。原作の漫画がやはり古いもので
現代のアメリカ一強に対してテロが頻発する世にズレがある
ようで、あんまり物語りに入っていけない感じです。
主人公の出自や目的や行動が現実離れしていることや、
作品自体が何を一番言いたいのかというのもそれが正しいのかという
ことになると反権力なのか反体制なのか個人の復讐なのか
テーマが定まっていないことに気がつかされます。
テロの目的が、建物の破壊でそれはただの象徴に過ぎないという
vの主張も現代アメリカで現実に旅客機が突っ込みビルが崩壊
するという映像を見ているだけに、テロに対して何を感じろと
いうのかいぶかる気持ちのほうが先に沸いてしまいます。
この映画は結局、御伽噺として漫画として楽しめる人が
特撮と漫画を映画化したという過程を楽しむ映画です。
現実世界やテロについて考察したり、現実的なことと照らして
ストーリー批判をすることはマニヤから顰蹙を買います。
そんな映画でもよかったら足を運んでみるべきでしょう。
私には、DVDで十分な映画に感じました。
です。
私の希望は、4日に都内に出るのでその時にクラッシュとか
グローバックマウンテンとか、プロデューサーズを見たかった
のですが、いまや映画というのはテレビで宣伝してからひと月も
するともうロードショウ館ではやっていないのです。
バブル後、映画館は一時減り続ける斜陽産業の代表のように
いわれていました。しかし、それは工場が都内や郊外から消え
るとその後にはショッピングモールが立ち、映画館もシネマ
コンプレックスというスタイルが現れるとスクリーン数だけは
増えていることになりました。
しかし、見たい映画とか話題の映画を見るには前より苦労が
伴うようになりました。それだけ作品の回転が激しいのとかかる
映画館の数が前ほど多くないのです。シネコンの映画もスクリーン
ごとに常に上映しているわけでなく、夜だけとか一回だけとか
そんなスタイルです。ですから、この映画もクラッシュや他の
アカデミー作品を見ようとしたのにやっていないのでしかた
なく見たという感じです。
新聞や週刊誌の評判もゴールデンウィーク前の紹介で一番
好意的でした。私はテレビのCMをみてなんだこれという
感じでした。マトリックスのスタッフが集結とかネット上では
マニアの人たちがかなり盛り上がっているようです。
何度も見たという人の話も聞きました。
私の感想としてはテーマがなんか古い感じで、ストーリーも
一時代古いと感じました。原作の漫画がやはり古いもので
現代のアメリカ一強に対してテロが頻発する世にズレがある
ようで、あんまり物語りに入っていけない感じです。
主人公の出自や目的や行動が現実離れしていることや、
作品自体が何を一番言いたいのかというのもそれが正しいのかという
ことになると反権力なのか反体制なのか個人の復讐なのか
テーマが定まっていないことに気がつかされます。
テロの目的が、建物の破壊でそれはただの象徴に過ぎないという
vの主張も現代アメリカで現実に旅客機が突っ込みビルが崩壊
するという映像を見ているだけに、テロに対して何を感じろと
いうのかいぶかる気持ちのほうが先に沸いてしまいます。
この映画は結局、御伽噺として漫画として楽しめる人が
特撮と漫画を映画化したという過程を楽しむ映画です。
現実世界やテロについて考察したり、現実的なことと照らして
ストーリー批判をすることはマニヤから顰蹙を買います。
そんな映画でもよかったら足を運んでみるべきでしょう。
私には、DVDで十分な映画に感じました。